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□その7 魔王城陥落の危機。
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※いつも以上に勢いだけで書いたので終わり方がかなりひどい。
ゆーいちとまほは懲りもせずに魔界にやって来ていた。
もちろん、魔王討伐の為である。
「よし、今日も元気に魔王討伐いってみよぉ!!」
「ふぃ〜」
やる気満々のゆーいちに対してまほは溜息をつく。
理由は簡単。
魔王を取り巻く人々が強すぎるからだ。
魔王を取り巻く人々の中で一番弱いのはびす子だが、ゆーいちと両刃剣vsマイクで切り結ぶレベルである。
「勝てんの?」
まほはシビアだ。
「な、なにおう!!」
「なにおぅじゃねえよ、今までいろいろ失敗してんジャン」
まほの反論に、ゆーいちはふふん、と鼻で笑った。
ゆーいちには秘策があるのだ。
「俺はなぁ、ここのところ、勇者育成協会に戻って必殺技を学んでいたのだ!!」
「ライデインとか?」
ライデインとは勇者のみ扱うことが許された雷系魔法だ。