☆SHORT☆

□青春1ページ
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「仁王先輩ちょーかっこよかった!!」

「私はやっぱり幸村先輩!」

「丸井先輩だよ!!」

「切原くんも格好よかったよ♪」





只今、学祭なぅ。


先ほどあったテニス部の出し物。


今、話に出てきてた4人がダンスをしたものだから女の子達が大騒ぎ。



私はと言えば目立たない生徒B。



「名無?どうした?」


親友のさっちゃん。


『いや、テニス部は相変わらず人気だなぁと』


「そりゃね。あんなイケメン揃いな集団なかなかいないし」



『そっかぁー』


「あ、」

『ん?』


「「「キャーーーー!!!!」」」


『うるさっ!?何事!?』


「ちょっとトイレ行ってくる」


『え!?さっちゃん!じゃあ私も、』

ギュゥ


『ぐぇ!』


「待ちんしゃい。俺と居よ?」


キャァーーーーー


『雅治、重い!!』


「仁王何やってんだよぃ!名無は今から俺とまわんの!」


「違うよ。俺とだよね名無?」


「名無先輩!俺とまわりましょー!」



そうだ。


こいつらとのこんな関係が無ければ、私はただの生徒Bなのに!!



『はなしてー!!』


「だーめ」「じゃないだろ?仁王?」


、魔王★降臨


「…その笑みはやめんしゃい、」


「ふふ、なんのこと?さあ、名無ぎゅーー」


『やめて、やめてください。ガチで…』


「名無先輩!俺にもかまって下さいよー!!」

「俺だろ!!」


いやだ、やめてください。
体に穴が開く、、、FCの皆さん。怖い…



「「「「誰と回る?」」」」


『私、さっちゃんと回るから』


「ああ、あの子なら彼氏さんと回るってさ♪」


『は!?』


さっちゃん!?……裏切り者ーーー!!!!


「どうすんだよぃ?」


『…わかった。じゃあ皆で回ろ?』


「皆でっスか?」


「しゃーないのう」


「そうだね、行こうか」


「よっしゃ!んじゃクレープ食いにいこうぜぃ」


「ブンちゃん食い気ばっかじゃのぅ」


「うっせー!」


「俺は焼きそばがいいっス!」


「お前は黙ってろぃ」


「なんでっスかぁ!?」


「ふふっ」


『プッ、ハハハハハっ』




…コイツらといるのは意外に楽しいんだけどね!

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