☆SHORT☆
□青春1ページ
1ページ/1ページ
「仁王先輩ちょーかっこよかった!!」
「私はやっぱり幸村先輩!」
「丸井先輩だよ!!」
「切原くんも格好よかったよ♪」
只今、学祭なぅ。
先ほどあったテニス部の出し物。
今、話に出てきてた4人がダンスをしたものだから女の子達が大騒ぎ。
私はと言えば目立たない生徒B。
「名無?どうした?」
親友のさっちゃん。
『いや、テニス部は相変わらず人気だなぁと』
「そりゃね。あんなイケメン揃いな集団なかなかいないし」
『そっかぁー』
「あ、」
『ん?』
「「「キャーーーー!!!!」」」
『うるさっ!?何事!?』
「ちょっとトイレ行ってくる」
『え!?さっちゃん!じゃあ私も、』
ギュゥ
『ぐぇ!』
「待ちんしゃい。俺と居よ?」
キャァーーーーー
『雅治、重い!!』
「仁王何やってんだよぃ!名無は今から俺とまわんの!」
「違うよ。俺とだよね名無?」
「名無先輩!俺とまわりましょー!」
そうだ。
こいつらとのこんな関係が無ければ、私はただの生徒Bなのに!!
『はなしてー!!』
「だーめ」「じゃないだろ?仁王?」
、魔王★降臨
「…その笑みはやめんしゃい、」
「ふふ、なんのこと?さあ、名無ぎゅーー」
『やめて、やめてください。ガチで…』
「名無先輩!俺にもかまって下さいよー!!」
「俺だろ!!」
いやだ、やめてください。
体に穴が開く、、、FCの皆さん。怖い…
「「「「誰と回る?」」」」
『私、さっちゃんと回るから』
「ああ、あの子なら彼氏さんと回るってさ♪」
『は!?』
さっちゃん!?……裏切り者ーーー!!!!
「どうすんだよぃ?」
『…わかった。じゃあ皆で回ろ?』
「皆でっスか?」
「しゃーないのう」
「そうだね、行こうか」
「よっしゃ!んじゃクレープ食いにいこうぜぃ」
「ブンちゃん食い気ばっかじゃのぅ」
「うっせー!」
「俺は焼きそばがいいっス!」
「お前は黙ってろぃ」
「なんでっスかぁ!?」
「ふふっ」
『プッ、ハハハハハっ』
…コイツらといるのは意外に楽しいんだけどね!