Long Novel
□ー再会ー
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「お嬢様ー、起きて下さいー
もう・朝・ですよー!」
「…グーグー
すぴー…………」
「そんな寝息の人いませんよ〜!」
「…………zzZ」
「いやいや、さっきまで『すぴー』とか口で言ってたじゃないですかっ!(汗」
「えぇい!うるさいっうるさーい!
今日はお腹が痛いから休むのだ!」
「えぇっ!?
そんな急に開き直られても…」
「ハヤテくん、今日はもういいですからハヤテ君だけでも学校に行って下さい」
「…分かりました、マリアさん
それでは、いってきますねっ!
お嬢様、ちゃんと後から来て下さいよ」
そう言うと、ハヤテは学校へ向かった
「もぅ〜
まったく、あなたって子は…」
「わたしは今日はもう寝るからなっ」
「はいはい、けど明日はちゃんと行くんですよ、ナギ」
「わかってるっ」
(もぅ〜、本当にこの子は…)
そんな三千院家の日常であった…