treasure

□Amethyst 『マルタイ救出作戦』
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昴「今日はこれで警護も終わりですよね。」


桂木「あぁ。報告書を書いたら明日の確認を…




ちぃ「きゃーっ?!」


桂木・昴「?!」



控え室に戻る二人の耳に響いたのは先程別れたばかりのちぃの悲鳴。



直ぐに引き返し勢いよく扉を開けた。



桂木「ちぃさん?!」


昴「どうした?!…おわっ?!」



懐に手をやり部屋に踏み込もうとした二人の足元を何かがすり抜けた。



昴「な、何だ??」



驚いて目をやると小さな生き物が廊下を駆け抜け曲がり角で姿を消した。



…そして何故かヒラヒラとした物を纏っていた。



桂木「…ちぃさん?」


次に部屋の方に目を向けるとこちらも何故かカーテンで自身をぐるぐる巻きにしたちぃの姿。



昴「…お前何やってんだ?」


ちぃ「待っっ…取りあえず出てって下さい〜!」


ちぃの顔はこの上なく真っ赤でベッドの上には先程まで着ていたブラウス…。



桂木「しっ、失礼しました。行くぞ、昴!」




…そして数分後、着替えたちぃが部屋から出てきたがその顔は何とも言えない気まずい顔をしていた。





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