treasure
□Aquamarine 『どんな時も』
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数日前―
平泉「桂木君、ちょっといいかね」
総理に呼ばれ桂木は執務室へと向かった
桂木「総理、どうかなさいましたか?」
平泉「いや、今度の財閥主催のパーティーの事なんだが…」
桂木「まさか、脅迫状か何かが来たんですか?」
桂木の表情が一気に険しくなる
平泉「いや、そういった事はないから安心したまえ」
桂木「そうですか、では他に何か気になられる事でも?」
平泉「実はだね………」
平泉が総理の顔としてではなく、父親の顔で話し出した
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