帽子屋さん2

□ぐらり揺らぐ視界の果ては
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女の子が泣いているのをみたのは、そりゃ初めてじゃない。
だけど



人間、
あんなにも美しく
大声で泣き続けることができるものかと感じてしまった。



それが愛しい人への証なのか、
寂しいのか
悲しいのか
わからなくなって、泣いてるみたいなのに



すっげー、綺麗で。



初めて、恋をした。



彼女は、こちらに気づいて
俺の方を見ながら泣いていた。
俺もそれを見ていた。



今思えば、あれが運命の出会いだったのかもしれねぇな。





ーぐらり揺らぐ視界の果てはー


(運命に従った、僕らの姿)




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オチなどないのだよ。←すみません(汗
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