狭間の扉
□機関幼児化現象
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ロクサス:「……なんでこんな事に…」(ため息)
ロクサスの周りに群がる子供たち
やはりこの子たちは機関員らしい
理由はどうあれ、今はロクサスも彼らを助けたいはず…
ロクサス:「どーせヴィクセンあたりが“若返りの薬”とか作って失敗したんだろ?どうでもいいし」(ケッ)
ロクサァァァァァスッ!!!!それじゃこのお話終わっちゃうでしょ!?
『そして忘却の城は、いつの日にか幼稚園に姿を変えていた…』とかそんなオチだよ!!?それでイイの?
ロクサス:「んー、それも有りじゃん?俺、人妻とかオトしてみたいんだよな〜」(ニコニコ)
ロ、ロ、ΣΣロクサスゥ!!??;;
あなたちょっとそれはマズイって!!
……ていうか、もし彼らが一生このままならロクサスが面倒見るんだよ?(ニヤッ)
ロクサス:「え!?…そ、そうか……やだなぁ…」
じゃあ彼らを元に戻そうよ☆そしてコキ使えばいいさ♪
ロクサス:「そうかぁ!俺、頑張るわ」(キラキラ)
気合い十分のロクサス
彼らをコキ使う気満々ですね……
何はともあれ、ロクサス説得成功vv
子ラクシーヌ:「ねぇねぇ、ロクサス?ロクサスは好きなおんなのことかいるの?」
ロクサス:「Σえっ!?い、いやぁ…特に……」(アセアセ)
まぁ、5歳児にはよくありますよね?こういう質問って
ロクサス:「ラクシーヌはいるの?」
そして大抵の人はこう聞き返します
ラクシーヌは待ってましたと言わんばかりに目を輝かせた
子ラクシーヌ:「あたしはね〜?ロクサスが好き〜vv」
ロクサス:「え………?」
聞いた瞬間固まるロクサス
子供にしても、相手はラクシーヌである
そりゃぁ冷や汗の一つや二つ
子ラクシーヌ:「だからね?おっきくなったら、ロクサスのおよめさんにしてくれる〜?」
ロクサス:「う、うん。い、い、イイんでないかい?」(ガクブル)
子ラクシーヌ:「やったぁ!////ありがと、ロクサス〜vv///」(タタタッ)
顔を赤らめながらも嬉しそうに走り去るラクシーヌ
そしてそれを(健康に悪い汗をかきながら)見送るロクサス
ロクサス:「ラクシーヌが今の約束を忘れますように…」
ロクサスが切実に願っていたその時……
子アクセル:「うわぁぁぁぁぁんっ!!!!」
ロクサス:「ア、アクセル!?」
突然泣きだしたアクセル
普段の彼では想像できない…いや、したくない光景である
そんなアクセルをロクサスが慰める
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