狭間の扉

□崩壊寸前!!一年六組(仮)
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一時間目:英T



(キーンコーンカーンコーン)



ロクサス「新しい先生、か」



ラクシーヌ「どんな人かしらね?」(ワクワク)



デミックス「へへん♪いつもの通り、授業放棄だよ〜」




(ガラガラッ)




「はい、授業始めま〜す」



デミックス『なぁんだ、全然普通じゃん。余裕〜♪』



「いいか〜?先生の名前は“ルクソード”だ」



ロクサス「変わった名前だな〜」



ルクソード「先生の事は…“おじ様”と呼びなさい」(キラーン)



全『Σ何故に!!??』



ルクソード「“ダンディーなおじ様”でもイイぞ〜?」(HAHAHA)




この時、デミックスは思った


『こいつ、普通じゃねぇ』、と…




その後、授業終了のチャイムが鳴る50分間


ルクソード先生は生徒達に、ダンディーは何たるかを伝授していた


生徒の8割はグッタリしていたが、残りの2割は一生懸命メモを取っていた


まるでそこがテストに出る重要語句であるかのようにペンを走らせた


勢い余ってメモからはみ出し、机に書いている生徒もいる(んなバカな)




ルクソード「ま、俺がお前達に言ってやれるのはこのくらいだ。最後に一言……

    パーレイ!!

これはダンディーたるもの知っておくべき単語だ。覚えておけ」




皆、一斉に筆箱から色ペンや蛍光ペンを取出し、マークを始めた


もう、動きが揃いすぎて気持ち悪い(ヒド)




ルクソード「じゃあな。次の時間までにちゃんと予習しておけよ?」




先生が教室を出ていった後、生徒達は我に返り、思った




『先生、予習するのは英語ですか?ダンディーについてですか?』




ロクサス「なんか…変な先生だったね」汗



アクセル「まったくだぜ。あんなののどこが教師なんだ?何の役にも立たない話ばっかしやがって…」



ロクサス「とか言ってさ。しっかりメモってんじゃん」(ケッ)



アクセル「こ、これは…将来のために、だ!!」(ドーン)



ロクサス「ふぅん」(シレッ)



ラクシーヌ「おじ様、素敵だわァァ〜vv」(ウットリ)



マールーシャ「奴とは、私の美に対する意見とまともに話し合えそうだな」(フッ)



デミックス「ダンディースマイル、かぁ……」(ホワーン)




六組は、ダンディーおじ様ことルクソードに面白いほど洗脳されていた




ロクサス「次の時間は〜?理科、かな?」



ラクシーヌ「いやぁ〜ん、あたし理科苦手〜!!」



アクセル「理科はどんな先公が来るんだろうな」(ニヤリ)




理科は一体、誰先生なのでしょうか?


そして……
その先生は六組に耐えられるのか?


寧ろ
六組が、あの先生に耐えられるのか?汗




理科の始まり始まり〜→


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