狭間の扉

□崩壊寸前!!一年六組(仮)
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三時間目:古典



(ガラッ)



ゼムナス「ほらほら、席に着いて〜」



アクセル「まだチャイム鳴ってねぇよ」(←復活)



ゼムナス「うるさいわねぇ。黙りなさい!!」



アクセル『カマさん!!??』




そんなこんなで授業スタート★




ゼムナス「この“垂乳根の”は“母”の枕詞となるから……」



(カリカリカリ…)




皆が(珍しく)真面目に板書をしていた時…!!




(思ぉい出せばぁ〜遥か遥かぁ〜あぁ〜♪)




ラクシーヌ『だ、誰!?こんなギリギリの着うた流してる奴は!!』



アクセル『俺じゃねぇぞ!?俺はマナーモードになってるからな、記憶したか?』



デミックス『イヤホンの音漏れでもないよ〜♪』



全『『まさか…!!??』』




一斉にある方向を向いた6組一同


視線の先には……








マールーシャ『Σ!!??違う違う!!こっちだ!!』




あぁ、すみません


視線はマールーシャを通り越して




ロクサス『やっべ〜、電源切っとけばよかった』(アセアセ)




彼に注がれていた……




アクセル『Σロクサァァァァスッ!!!!おま、着うたについてより誰からメールが来たのか気になるゥゥゥゥッ!!!!』(ご乱心)



デミックス『あんな大音量で流れたら先公も気付くよな〜…可哀相に…』



ラクシーヌ『ちょっ、ホントにあの歌詞はギリギリよ!?あたし達潰されたらどうするのよ…!!』汗



マールーシャ『…あ、トイレ行きたい……』




それぞれ(全く)違う事を思いながら(幅広い意味で)ドキドキしていた


と、ゼムナス先生がロクサスに近寄った




ゼムナス「誰からだったの?」



ロクサス「えっと…友達から……」



全『答えるのか、ロクサス!!』



ゼムナス「授業中はだめよぉ?気を付けなさい、ロッ君?」



ロクサス「あ…はい……」



ゼムナス「デミックス!!音楽なんか聞いてんじゃないわよ!!」



デミックス「なんでカマ口調なんだよ!!」



ゼムナス「(ムカッ)デミックスはマイナス10点ね?」(カキカキ)



デミックス「Σはぁあ!!??」



全『てか、持ち点何点だよ…』








(キーンコーンカーンコーン…)



ゼムナス「じゃ、今日はここまでね?ちゃんと勉強しときなさいよ?」



(ガラッ…パタンッ)



アクセル「……あのよぉ、」
ラクシーヌ「何も言わないで!!触れないで!!」



デミックス「今までこんな疲れた授業なんかないよ…」泣



ロクサス「おカマに……ロッ君って…」(ガクブル)



マールーシャ「つらい、な…」



(ガラッ)



ゼクシオン「皆さん、今日は何もしなかったみたいですね?先生は嬉しいですよ」(ニコニコ)




クラス全員は思った


“しなかった”んじゃない、“できなかった”んだと……




ゼクシオン「これからも引き続き、あの先生方にお願いしましたからね★」(ニヤリ)



全『こいつ、絶対に全部知ってやがる…!!』








この日以来、1年6組は静かになったという…






オワレ

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