非公開用。
□じーつーはー
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【蛙さんの部屋にはぁっ?】
「かえるの部屋にはぁっ?」
【まーさーかーのー?】
「あーれーがー」
【たーくーさーん?】
「【あるー!!】」
「何がしたいんですかー!!!」
ふざける2人につっこみながらとりあえずホッとする
あっぶねー・・・
「とりあえず俺もうすぐ時間だし行くわ」
【そうなの?】
「早く国に帰ってくださーい」
「てんめぇ!!」
キレつつも窓に手をかけ飛び降り体勢に入るベル王子
蛙さんの知り合いはすごいな…
【また…来る?】
ちょこんとスケッチブックを差し出せば
「行くし!拒否権とかねーからだって俺王子だもん♪」
と本人お気に入りのセリフが返ってきた
「2度とくんなー」
不機嫌そうに言い返す蛙さんにちっと舌打ちをして飛び降りるベル王子
病室に2人だけになり少し静かになった…気がする。
【ベル王子は最初に会った時に言ってた…上司の人?】
「まーそんなとこですー先輩を上司なんて思ったこと無いですけどー。」
【この数週間で2人も知り合いができたぞ!】
「知り合いなんかじゃないですよー」
なっなんだって…!浮かれていたのは私だけだったの??
気分がブルーになりかけたとき蛙さんが私の顔を見てフッと笑った
「こーいうのを友達って言うんじゃないですかー?」
【ともだち】
危うく泣きそうになった。そんな事言われたの初めてだったから
頬に温かいものが伝う
あ。もう泣いてたわ
「えっ?ちょミー何か変な事言いましたー?」
相変わらずの棒読みで聞くけど本気で焦っているみたいだった
【ちがっ嬉しくてっアbhダf】
「震えて文字ぐっちゃぐちゃじゃ無いですかー」
【蛙さんと私は友達だ】
哀はにっこり笑う
蛙さんも少し笑って返してくれた。