馬尾論

□第1章
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・ポニーテールとは?
 ポニーテール(英:ponytail)は、髪を後頭部の高い位置で一つにまとめて垂らした髪型。その名の由来は毛先がポニー(小型の馬)の尻尾に似ている事から。髪の長い女性向けの髪型ではあるが男性のもアリ(通称:ポニ男)。
 1950年代から普及し始めたらしいが、それ以前より日本には総髪(そうがみ:「そうはつ」は別の髪型を指す)という名で存在していた。この総髪、なんでも日本がまだ刀の時代に「剣の道」に生きるが髷を結えない者(浪人者や女剣士など)が愛用していたらしい。

・特徴
 髪留めの類(ゴム・リボン・パレッタなど)があれば、即時・簡単セット出来る。なので作業や運動時に重宝する。
 長い髪であっても顔の輪郭・うなじが露出するため、ロングヘアのままでショートヘアなイメージを出せる。

・スタイリング
 ポニーテールをする際、まずは髪の結い位置を決めます。
 基本となる結い位置は、顎の先と耳の中央を結んだ線の延長線上と後頭部中央線との交点がよいとされています。この交点はゴールデンポイントといわれてます。これより高い位置だと個性が、低い位置だと大人しさが強調される、といわれてます。あくまでも一般論なので、全てに当てはまる訳ではありません。更には、高くし過ぎて頭頂部で髪を結うとパイナップル・低くし過ぎて耳の高さより低い位置で結うと一本縛り、という別の髪型になってしまいますので注意。
 こうして結い位置を決め、髪を纏め、髪留めで固定しました。ここで髪の長さが重要となります。長い分には何の問題もありません。ですが短い場合、最低でも結い束ねた髪(テール部)の毛先は肩の高さに届いていなければいけません。

・装飾
 様々な色や形のゴムやリボンが使用可能。ゴムだと活発さを、リボンだと女性らしさを強調するといわれる。これもまた、一般論であるため全てに当てはまる訳ではない。最近では、シュシュも流行りだ。とあるアイドルグループに感謝したい。あとは洗濯バサミ。分かりますか? はい、ジブリです。試したところ、少しサイズの大きいモノなら可能です。パレッタ的な感じになります。

・ポニーテールという植物
 余談だが、ポニーテールと呼ばれる植物がある。正式名は、リュウゼツラン科トックリラン。観葉植物であり、大した手間はかからない。そう呼ばれるのは、葉のシルエットがポニーテールに見えるため。
 私個人は緑色とポニテキャラは相性がよい感じがする。緑髪……例えば「ひぐらしのなく頃に-魅・詩音」「FE-暗黒竜と光の剣チキ 同-烈火の剣リン」などは私個人、強く惹かれるものがある。おそらく、この観葉植物に関係があると考察する。

・団体
 その名も日本ポニーテール協会。ポニテの人気の理由・歴史・文化的価値を考察し、その普及活動を行っている。この存在は「らき☆すた」によって知名度が高まった。かがみんのポニーテール、萌。
 因みに7月7日七夕をポニーテールの日と定めたのも此処だ(1995年)。七夕伝説の織姫がポニーテールだったというのが理由とされている。私は他に数字の7が単純化したポニーテールに見えるからではないかと考える。だって曲げた曲がるストローもポニーテールに見えなくない? なので私はここで、ポニーテールを「v7」と表記することを提案する。「v」は顔の輪郭・
「7」が尻尾に見えてこないですか?
 あと毎年、日本一ポニーテールの似合う有名人に日本ポニーテール大賞を贈っている。
 過去受賞者(敬称略)
江角マキコ ・宇多田ヒカル ・倉木麻衣 ・涼宮ハルヒ(ん?) ・持田香織 ・宮里藍 等。
 

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