salt pepper

□それは?
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「あれ?今日プリングルスないの?

胡椒が袋をがさがさ漁るとふいにつぶやいた。
塩はゲームの画面から目を離すと「おー」と返事をする。


「今日売れ切れてたんだよ」
「なんでだよ。コンビニでもいいから買ってきてよ!」
「お前なぁ。プリングルス高いんだぞ?」
「俺はプリンry食べたいの!」
「略すんなよ・・・」


塩はため息をつくとスルーを決めたらしく画面に目を戻す

胡椒は膨れると、ポテチを取り出して拗ねたまま隣に座る。

「もう俺怒ったからな!」
「なんでプリングルス一つで怒られなきゃいけないんだ・・」
「決めた!お前食う事にした」
「はあ!?」

胡椒の発言に真っ赤になって思わずコントローラーのボタンを間違えて押してしまった。

「だって、俺のオヤツがないのも事実だし?」
「だからってなぁ・・!」
「もう決めた事だ。」

胡椒は塩の顎をくいっ、と上を向かせると自分の唇とくっつける。

触れるだけの優しいキスをすると唇を離す。

「今はまだいいや、主人公死んじゃうしね?」
「ああああああああっ」

真っ赤になりながら画面を見ると敵に追われる主人公が。

塩はあわてて画面に食いついた。









――――――――さて、どう悪戯しよう?

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