銀魂 short
□時間ヨ、止マレ
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沖田はその場に座ったまま。
「もうそんな時間ですかィ…こうゆう時に限って時が経つのは早ぇ」
俯いたまま、独り言のように絞り出すように零す。
まるで、まだ離れたくない。一緒にいたいと、高杉に投げかけているようだった。
「すまねェ…だが、もう直ぐ迎えに行く。それまで我慢してくれ」
「わかってまさァ…だから必ず生きてかえってきて下せェ」
顔を上げ、高杉と視線を交えながらしっかりとした口調で沖田は言う。
「あたり前ェだ…必ずかえる。お前の所に…」
高杉は、笑って約束だとつけ加える。
「絶対ですぜ?破ったら切腹でさァ」
無邪気な子供みたいな顔で高杉に言う。
「わかったよ…じゃあ行ってくる」
「いってらっしゃい」
まるで新婚のような風景に2人は笑みをこぼしながら離れていった。
end
意味分からん終わり方w