06/01の日記
09:21
暗闇に揺らめく新宿
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おはようございます
松本裕です
遅くなりましたが、5/27は新宿カールモールで
キャンドルの灯りだけの生音ライブでした
電気の照明は階段やカウンターなど最低限のもので
後は本当に、様々な姿のキャンドルが暗闇を仄かに照らしていました
転換BGMも機械を通して流す音ではなく
ミカ×ミカ メランコリックのみんみんさんによるピアノ演奏
幻想的な光景の中に、ダイレクトな感情を宿した生音だけが響き
カールモールは毎回これでも良いのではと、ついつい思ったほどです
難点はキャンドルが思ったより熱を発すること
空調も本番中は使えないので、次第に部屋が暑くなってしまいました
そこさえクリアできれば、本当にお気に入りのイベントになりそうです
5/27新宿KARLMOHLのセットリスト
・ちゃぷちゃぷ
・灼熱
・さかあがり
・葬列(パレード)
・泣き黒子
・ボクの青空
これがクリスマスとかなら、また違ってくるんでしょうけど
やはり夏で、暗闇の中に蝋燭が沢山というシチュエーションは
怪談ムード満載でしたね
出演者の顔ぶれも、わりとダークな世界観の方が多かったような
僕も『金魚掬い』や『真夏の幽霊』、何なら長編の『怖がりハナコの物語』なんかやったら雰囲気にピッタリだなと思いましたが
ふと考えたのは、キャンドルアーティストの方は何も怪談用にキャンドルを用意した訳ではなく
純粋に光の生み出す世界を楽しんでほしい気持ちなのではないかと
それに、この幻想的な空間の中でライブをするという折角の贅沢
もっと色々な表現の可能性を探りたいと思ったのです
という訳で、死を想わせる曲は『葬列』だけに留め
火にちなんで『灼熱』と、それ以外は仄かな光のように優しい曲を選んでみました
どうしても明るく楽しい曲だけは入れられなかったです、そこが悔しい
ともあれ、生音で歌う感覚は慣れなくて難しかったけれど
次第にしっかりと生音なりの表現ができたと思います
心地よい夜でした
ありがとうございました
やはり怪談調のライブにした方が、もっともっと相乗効果を生んだかな?
自分のライブより全体のバランスを考えてしまう僕なのです
さて、5月もあっという間に過ぎ去り
6月は7日の川崎BOTTOMS UPからスタートです
あまり第一線で活躍しているような熟練のミュージシャンは出演していないイメージですが
個性的な方が多い気がしているので、愉快な夜になったら良いなと思います
そして9日の幡ヶ谷は激熱な出演者
詳細が送られてきた時には、思わず「おー」と声が漏れたものです
ジャンルはバラバラですが手練ればかりなので、どうぞお楽しみに
さらに忘れてはいけないのが20日の大長編ワンマン『崩壊する日常』
予定演目は「本日は晴天なり」「夢見るテティスの物語」「My Sweet Heart」の3曲
頑張って作曲しながら、皆様のご予約をお待ちしておりますよ
何卒よしなに
▽次のライブ
6/7(木)川崎BOTTOMS UP
『大人とは、裏切られた青年の姿である。 vol.83』
開場18:30
開演19:00
¥1000+D
出演:アコースティックダイナミクス/松本裕/オオムロトモアキ/雪月花/TAKATA
※2番手、19:40〜出演予定です
6/9(土)幡ヶ谷36°5
36°5紘史Presents!
『私の音楽熱 vol.49』
開場18:30
開演19:00
¥2500+D
出演:あべたかしゴールド&キラキラみさこ/菅田紗江/明香音/菅野創一朗/松本裕
※4番手、20:45〜出演予定です
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