雷門

□本気
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目覚ましのピピピと言う不快な音と共に目が覚める。
今日も一日頑張るか。
伸びをしてから体を起こし、リビングに向かう。

一之瀬「おはよう、土門」
土門「……そうだった」

そう、こいつ一之瀬は昨日から俺の家に住み着き始めた。
一之瀬が半強制的に。
(理由→土門が好きだから!)

一之瀬「土門、ご飯作ってよ」
土門「はいはい」
一之瀬「あ、普通な和食がいいな」
土門「分かった分かった」

料理を作っている間。
ずっと一之瀬が見てるから作りづらいのなんの。

土門「…そんなに見るな」
一之瀬「何で?」
土門「作りにくい」
一之瀬「あ、照れた?」
土門「怒るぞ」
一之瀬「嘘嘘。好きだからだよ、土門」
土門「……」
一之瀬「土門はさー、俺の事好き?」
土門「…」
一之瀬「ねぇ?」
土門「嫌いなら一緒にいねぇよ」


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