台本置き場
□夢を追いかけて
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図書室の一角にある勉強スペースで分厚い本を広げている新里
その隣の机でうなだれている蕪木
新里「…いい加減勉強しろよ」
蕪木「ぐー…ぐー…」
新里「理事長に言い付けんぞボケ」
突然顔をあげて叫び出す
蕪木「ぎゃーっ、ごめんなさいぃぃい!!?…って夢か」
新里「煩い、どんな夢見てんだよ」
蕪木「…わけもわからずとびちゃんに追い掛けられる夢」
新里「へぇ…。お前そろそろ勉強しろよ?半年後には一次試験」
飛田「かぶらぎぃぃい!!」
蕪木「ひぃぃぃい!?」
飛田登場
机の下に隠れる蕪木
飛田「ったく、あんの馬鹿何処に行きやがった……。お、新里調度いいところにいた」
新里「どうかしたんですか?」
飛田「いやぁ、蕪木に面接の時間厳守っつったのに1時間過ぎても来なくてな。知らないか?」
飛田が新里の向かい側の椅子に座る。
飛田「勉強も部活も学校生活すらアイツが何かに一生懸命になるなんて」