隊長、貴方のために頑張ってここまで来ました
貴方の眼に少しでも映りたくて
瞳の中
(アナタの瞳に映らないあたし)
「日番谷君!書類持ってきたよ!」
「雛森、何回言ったらわかるんだ。日番谷君じゃなくて日番谷隊長だろうが」
ああやってやって来たのは、五番隊副隊長の雛森桃。また彼女はそんな2人の光景を羨ましげに見ていた
「いいじゃない」
「おい」
いつだって隊長の眼に映るのは
彼女なんだ
「隊長、雛森副隊長、お茶ここに置いておきますね」
「ああ、ありがとな」
「ありがとう!!」
少し話している2人のとこへお茶を運んで戻る。背後から話し声が聞こえる。元々2人は幼なじみ。誰よりも近い関係
だからなのかな
2人の間には入って行けないや
何でだろ
胸が痛い
一度でいいからアナタの瞳に映りたい…
一粒の涙が
頬を伝った