12/24の日記
09:57
お歳暮と人付き合いの止め方
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櫻子「タイトルが酷くないでありますか?」
雅峰「失礼な、世の中は綺麗事だけじゃやっていけない」
雅峰「ぶっちゃけ人付き合いを止めたい相手ってのはどこにでもいるものだ」
雅峰「ましてや私らみたいに老衰とかの概念から外れてる連中は特にな」
雅峰「だがいきなり音信不通ってのはあまりに失礼だ」
雅峰「そういう相手にやんわりとサヨナラを言い渡すやり方である」
櫻子「隊長らしからぬ気づかいでありますね」
雅峰「人聞きの悪い事を」
雅峰「まあいい、本題に行こう」
雅峰「まず季節の挨拶のうち御中元を止める、挨拶はお歳暮のみだ」
雅峰「もちろん春秋にも挨拶とかしているならそっきから先に止めた上でだぞ」
雅峰「次にお歳暮のランクを下げる」
櫻子「5000円の菓子を3000円、1000円としていくわけですね」
雅峰「ああ、3〜5年かけてじわじわ簡素にして移行するのだよ」
雅峰「そして最後は年の挨拶、年賀状を三年くらいやり取りしておしまいだ」
櫻子「場合によっては10年近くかかるんでありますね」
雅峰「まあ親同士の付き合いだから親が死んだら後はパッタリ、ってのが今や当たり前だろうけどな」
雅峰「厳密にはこういうものなのさ」
櫻子「核家族化なんかが進んでいる時代にはあまり向かないであります」
雅峰「不景気なのに金もかかるしな」
櫻子「あ、隊長、早いですがこれは私からの年賀状です」
櫻子「他意は無いであります」
雅峰「お、おう…邪推せざるを得ないタイミングでわざわざありがとう…」
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