ばさら高校

□青空の下で
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昼休みの屋上。

「ごちそうさまでした、と。いやあ、今日もお弁当うまかったよ。いつもありがとな、三成」
「いえ、喜んでいただけて、私も嬉しいです」
「それにしても、……ふぁあ、はは。腹いっぱいになったら、眠くなってきちゃったな」
「天気もいいですからね――少しお休みになられますか?」
「んー、そうしよっかな。時間もまだあるし――三成」
「なんですか、ななしさま」
「カムカム。ここに座って」
「? ――っ!?」
「膝、借りるよ――っと」


「(ななし、さまの頭が、私、の、足の上に……っ!! ああっ、お顔が近い!!)」
「……三成?」
「い、いえっ、なんでもありません」
「そう? あ、借りといてあれだけどさ、重くない?」
「そんなこと、ありません!」
「でも足痺れるようだったら、ちゃんと声かけてね」
「はい、ななしさま――おやすみなさい」
「ん、おやすみ」




キーンコーンカーンコー

「あ、予鈴……、ななしさま」
「んー……」
「授業が始まってしまいます、ななしさま」
「んんーあとごふんんんー……すー……」
「…………」

キーンコーンカーンコー

「あ、始鈴……」
「すー……すー……」



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そのままさぼって、あとでそろってお説教ルート






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