story
□アネモネ
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「きれいだな〜…おれ花すきだ」
「ふふっ」
穏やかな昼下がり。
ロビンとチョッパーは、花壇の手入れをしていた。
「小さくても生きてる…お前ら大きくなれよ〜」
「……ふふ…あなたは…チューリップみたいね」
「ん?なんでだ?」
「チューリップの花言葉は¨博愛¨や¨思いやり¨……あなたにピッタリよ?」
「そんなホメたってなんもねェぞバカヤロー〜〜〜〜」
素直に喜びを表現出来ないチョッパーは、両頬に手をあてながら、わかりやすい反応を見せる。
「花言葉かぁ…おもしれェな!!」
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