02/07の日記
00:42
種撒き。
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時期遅れの節分ネタ。
節分の日。
突然サスケが言い出した。
「なぁナルト…“種撒き”するか?」
オレの聞き間違いなのか?
“種撒き”って言ったよな?
今…。
オレより頭イイくせに、こんな単純な事間違えるなんて、サスケってば意外とバカかも。
なんて、勝ち誇ったような顔で。
「サスケってば知らねぇの?節分の日に撒くのは“豆”だってばよー!!お前さぁ、頭ばっかイイだけで、ジョウシキってヤツがわかってないんじゃねぇの?」
ちょっと小馬鹿にした感じで。
怒るかなぁって微妙に警戒しながらも、ちょっと優越感に浸ってたら。
「へぇ。お前達の地域では豆を撒くのか。俺の生まれ育った町はちょっと特有でな、豆じゃなく種を撒くんだよ…」
だって。
なぁんだ。
節分って地域によって撒く物とか違ったりするんだぁ。
知らなかった。
1つ勉強になったってばよ。
「へぇ〜〜〜サスケが生まれ育った町は種を撒くんだなっ!何の種を撒くんだ?花?それとも野菜とか?」
「…いや。ちょっと変わっててな…口では説明しにくい」
「え〜?そぉなの?そー言われると益々気になるってばよぉ!!」
「…そうか?」
「うん!」
「お前の身体を貸してくれるなら…説明出来なくもないんだが…」
「えっ!?俺が手伝えば説明出来んの??するする!俺の身体貸してやるってばよ!!」
“種撒き”が気になって気になって仕方なくて。
豆撒きとどう違うのか知りたくて。
オレは、自ら進んでサスケに協力すると意気込んだ。
コレが、全ての後悔の始まりだなんて気付きもしないで。
続く。
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