陰陽師 原作感想

□瓶博士
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天鼓の巻p53
晴「時おりな、お前のそういう顔を見ないことには、生きていることの間がもたぬ…」

博「ばかーー」

晴「俺はお前に甘えているのだよ、博雅」

博「甘え…?」

晴「ああ」

博「そうか、ならばこの胸、いつでも貸すぞ」

飛び込んでこいと言わんばかりに、両手を広げる博雅。

晴「何故そうなる…?」

博雅にとって「甘える」とは、そういう事らしい。

博「ほれ」

晴「…」

男二人が抱き合う、変な構図を想像すると気が引けたが、今は博雅の温もりが欲しかった。
おずおずと博雅の傍へ寄り、顔をその胸に埋めてみた。
ふわりと、抱きしめられた。

晴「よい漢だ、博雅…」

博雅の胸の中で呟いた。
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●後書き●
原作の二人は、やっぱりくっついてはなさそうなので、自然な雰囲気でくっつけてみました

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