NARUTO SS・4コマ

□恋人
1ページ/1ページ

「ダ〜メ。」
近づいてくるサスケの唇を人差し指で制止した。
何度目だろう、このやりとり。
「なんで。」
「なんでって…男同士だし、師弟だし、歳離れてるし。」

ドクン ドクン

「関係ない。俺はアンタが好きだ。理由はそれで十分だ。」

静まれ、心臓。

「…俺のどこが好きなのよ?」
「…」
サスケが僅かにハッとした表情をする。
「…」
「…」
…考えてるのか?
“どこが好きか”を?
「…可愛いとこ?」
「は?」
カッと頬がほてるのが分かった。
「その照れ隠しとか。」
「なっ
ニヤリとサスケが笑う。
口布がなかったらヤバかった。

スルッ

「ちょっ
動揺しているスキに、その口布を下ろされた。
「あと…顔。」
サスケの切れ長な瞳が目の前にある。
「端正な顔立ちしてるよな」
「それはお前だろ」

ドクン ドクン
「…」
また、サスケの唇が近づいてきた。

「やめろ。」
「…」
「俺は…誰とも付き合わない。」
「何故」
「もう…大切なものを失う悲しみを…味わいたくない。」
「だから誰とも深入りせず、大切なものを作らないってか?」
「…」
「だったら、アンタにとってナルトやサクラ、里の者達はそれ程大した存在じゃないってこと…」
「違う
「…アンタにはもう、失えない大切なものがあるんだ。守るために、強くなればいい。アンタの教えだ。…幸せが1つ増えたっていいだろう?アンタは俺を…選べばいい…。」



くちゅ

「んっ」
ーーーーーーーーーーー
まだ作成中です

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ