秋最SS

□ただただ
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さあ、行この続きです



「ふぅ、やっと着いた。」

やっぱり大きいなぁ。ついでに新しいトーンみたいなぁ。

ちょっぴり浮き足、早足で歩き出す。

『サイコー…待って…』

何故か電車の中で、鼻血をだし、フラフラなシュージンが後ろから、やって来る。

『俺、肉食べないと…もうダメ…』

そっか、ご飯食べに来たんだった。

「じゃあ、フードコート行こうか。ここ充実してるみたいだから。」

『よしゃ〜、そうと決まれば、ほらサイコー手。』

シュージンは、手をグイっと突き出す。

「シュ、シュージン。今、昼間だから…」

そりゃ、あの熱い手は大好きだけど。
流石に視線が気になる。顔もきっと紅いんだろうな…
うつ向きながら、答えると、上から『気にしなくても良いのに』とちょっと残念そうな小声が聴こえた。



ショッピングモールの中に入ると夏休みだけあって、子供や学生ばかりだ。

販売員「お兄さん、食べてってぇ」

そんな声に釣られて何軒かの試食をしながら、フードコートにたどり着く。

「シュージン、良く食べるなぁ。さっきも試食ほとんど食べてたろ?」

『サイコーが少食なんだよ。もっと食べないと、色々ともたないぞ』

色々とってのが気になるけど、無視してお腹一杯になるまでたべまくった。
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