秋最SS

□男子校芸人@
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(なんで、こんな事になっちゃったんだろう…)
何故かウェディング姿の華奢な男の子は、自分の好きな女子の親友に鼻唄混じりに化粧されている。

「ホントに真城って肌、キレイよねぇ〜何かしてるのぉ〜?」

「………。」

「まだ、怒ってる訳ぇ〜しょうがないじゃん。多数決だったんだからさぁ〜」

ふぅ。と溜め息をつく真城に見吉は、笑いかける。

「でも、美保楽しみだって言ってたよ〜真城のウェディングドレス姿。私だって、タキシード着るんだから覚悟決めなさいよ!ねっ!!!」見吉は最高の背中をドンっと叩く。


ハァ〜。何でこうなったんだろ…。




2ヶ月前のホームルーム。

運命はそこから、おかしくなった。


担任「え〜、北高の今年の文化祭は、各クラスで仮装大会をする事になった。」
えー!!!!

クラスの大半の生徒からのブーイング。
まあ、俺には関係ない事だな…大体こういうのはクラスの人気者が投票で選ばれる。

最高は秋人をチラッと見ると秋人は、手をヒラヒラと振る。

(シュージンは、ハマっちゃうかもな)

秋人は、女子から人気がある。身長も高いし、勉強・運動も出来るイケメンなら、それもしょうがない。

(本当は、俺のなのにな…。)

秋人の本当は凄くエッチで変態も混じってる所がある事を、自分しか知らないんだと思うと最高は顔を少し赤くする。
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