シュシュ
□夏休み
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夏休み。俺とサイコーは、一つ屋根の下に暮らし始める事になった。
もちろん、編集に持っていく漫画を１本作るため。
そう、漫画を作るため・・・・。
でも、コレは生殺し・・・・。
サイコーと布団を並べて、お風呂に順番に入って、ご飯食べて・・・・。
まるで、新婚生活！！！！
秋人は、最高をチラッと見るが、最高はＧペンを握り、原稿しか見ていない。
ガク〜ン。
（もっと、いちゃいちゃしたい！！！）
秋人は、熱い視線を最高に向ける
「シュージン、ごめっ。今日もあれでいい？」
（なに？
あぁ〜、晩御飯ね。マンションに来てからご飯はほとんどカップ麺。お互いに時間も無かったし、第一サイコーは料理をしたことが殆どなかった。
中３男子なんてそんなもんだ。）
『サイコー、俺作っていいかな？折角台所もあるんだし』
「シュージン、料理できるの？」
『あぁ、ウチはとも共働きだったし、兄貴は料理しなかったから』
最高は、手は動かしたまま顔を上げると笑顔を見せる。
「サンキュー」
（かわいい〜〜〜〜
俺ヤバイな。ちょっと変態はいってる気がする。）
『じゃ、買い物行ってくるわ。』
「ん〜」
『何か欲しい物ある？』
「ん〜、ガリガリ君食べたい。」
『了解』
秋人は買い物に出掛けようとドアまで行き、靴を履く。