青の祓魔師
□日曜6時半
1ページ/1ページ
志摩×燐(お付き合い前提で・・・・)
天気のいい日はどこかに遊びに行きたくなる。
珍しく、朝早く眼が覚めたのに・・・・。
なんで、志摩は起きないんだ?。
「なあ、志摩起きろよ〜」
「ん・・・・」
布団を頭からかぶった志摩から、生返事が聞こえてくる。
腰に両手を当てて、一つため息を付く。
起きないなら、他の奴でも誘おうかな・・・そう思いながら部屋の中を見回す。
志摩の部屋は、写真がいっぱいだな。
しかも・・・女の写真ばっか・・・。
なんで、志摩は俺を好きになったんだろ??
やっぱり、志摩と出掛けたいなぁ・・・
「なあなあ、遊びに行こうぜ〜」
「うん・・・・奥村君・・・もうチョイ・・・」
志摩が包まっている布団を大きく揺するが少し、動いたかと思うと、また深い寝息が聞こえてくる。
「う・・・ん・・・」
「お弁当も作ったしさぁ〜。もう、起きろよ!」
こうなったら、奥の手だ!!
布団の上に大の字に乗りかかり、体重を乗せて布団を揺する。
「ぬ・・・重・・い・・・」
「起きないとこうだぞ!!」
「おおお・・・バンバンしたらあかん・・・」
両手で、志摩を叩く。
おお!!起きたか?
期待を込めて、叩くのを止めると、また規則正しい寝息が聞こえる。
「もう・・・。」
ホントに起きる気ゼロだな・・・。
「なあ〜起きろって・・・」
布団の上から降りるが、志摩は返事もせずに寝続ける。
こ・・・こうなったら奥の手2だ!!!
「しまぁ〜・・・」
「うん・・・・」
布団を捲り、志摩の寝ている中に入っていく。
わぁ〜、なんか志摩の匂いがする・・・。
あったけぇ〜
「なあ・・・・もう、起きろって・・・」
「奥村君・・・。あっち向いて・・」
「こうか?」
志摩に言われるまま、志摩と反対方向を向く。
「!!あっ、こらっ!!!」
「ん〜、奥村君。このまま・・・」
後ろから抱き締められて志摩との距離がゼロになる。
うわあわああ・・・!!!
そんな・・・俺・・俺達、まだ・・そんな・・キスもしてないのに・・・!!
緊張して顔を真っ赤にしてドキドキしていると、首筋に志摩の口唇が当たる。
「うひゃっ・・!!ちょ・・ちょっとま・・て・・・・・・・っって・・・あれ???」
俺の後ろ首に当てたまま、志摩の口唇は、規則正しい息を繰り返す。
ばっ!バカヤロー!!
寝てるだけかよ!!!!
なんだ。その・・・期待させやがって・・
でも、なんか・・・すげ〜幸せだ。
あったかいし、抱き締められてると落ち着く。
「ふぁぁぁ〜。」
俺も、眠くなってきちゃったな・・。
☆
「んん??奥村君・・・起きるから・・・」
眼を擦り、ゆっくりと眼を開けると眼の前に見覚えのある黒い髪が見える。
えらい近ない?
って奥村君!!何で来ないな所おんのや?
何で、一緒の布団に寝とるん?
まだ、寝ぼけた脳細胞をフル回転させる。
確か・・・めちゃめちゃ起こされとったような・・・起きろとか弁当とか・・・どうたら言ってはったような・・・
「奥村君・・・起きるやなかったん?」
「うん・・・。もうちょっと・・・」
「まあ、ええか。」
奥村君は、ふにゃふにゃと口を動かしながら、幸せそうに笑う。
かわええな・・・。ホンマ、幸せや。
なら、二人でもうちょっと・・・ねよか。
End
ああ・・・。波○とカツ○のこんな行動さえ、腐に見えて各キャラに自動変換される・・・。
本当は、勝呂にしようかと思っけど・・・
ほら・・・勝呂って・・・寝起きいいから!!こんな、美味しいシチュが使えない!!
って事で・・・
よんでますよ!!しまさん!!!