秋最SS

□男子校芸人@
2ページ/3ページ

担任「じゃあ、後はクラス委員頼む」

担任はそう言うと教室の後ろまで行き、教室の一番後ろ、高木の席裏で待機してる。


シュージン、サボらないか見張られてる…(笑)

変に目立つとマンガに影響してしまうので最高と秋人は、クラスの行事には大抵見学を決め込んでいる。
だが、今回はそうはいかない様だ。

委「何かいいアイデアは有りませんか?」

クラス中がシンとなる。

当たり前。目立ちたくないしなぁ。

担任がコホンと咳込む。


委「そう言えば、先生って最近、結婚したんですよねぇ」
担任「ああ、ドレスならあるぞ。


なるほど。委員長とある程度打ち合わせ済みね。
馬鹿らし………で、多数決で人気者にして終わりましたぁ。ってすれば良しっと。

早く帰れそうだな。

最高は、秋人の方を向き声を出さない様に言う。

「仕事場に行けるな」

秋人もそれに気付き頷く。


委「じゃあ、後は多数決に……
「それじゃ、面白くなくねぇ〜?」

えっ?

クラスメイトが意見を言い始める。

あぁ〜。こりゃ、長引くか……
早く帰ってマンガの続き描きたかったのに…

「例えば、男女入れ替えるとかさぁ〜」

クラス中の男子の視線が最高に集まる。

へっ?
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ