シュシュ

□アト
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「服部さん、当たりだと思う。シュージンはどう思う?」

「俺もそう思う。」


持ち込みも終わって最高と秋人は帰り道を歩く。

「サイコー・・・あのさっ、怒んないで聞いて欲しいんだけど・・・」

「ん?」

「サイコー、左の鎖骨んとこ・・・・・見えてる」

「!!」

最高は慌てて服の襟を直す

「いつから?」

「服部さんの話し終わった時気がついた」

「サイコー…どっか寄らないか?」

「ダメ!!」

最高はつっけんどんに言う。

サイコーかお少し赤いな・・・。もしかして、恥ずかしいのか?

「え〜!サイコーのケチ。」

最高は、プイッと横を向く。

「じゃあさ、俺の部屋来る?」

「!!!」

最高は、今日一番顔を赤くして下を向くが、秋人は、耳まで赤くなっていることに気づく。

「サイコー、一緒に居ようぜ・・」

「・・・・。」


サイコーの白い肌が、目から離れない・・・。もう一度あの肌に赤い跡を付けたい・・・

「今日は、ダメ。」

「・・・・・そっか・・・」

「仕事場ならいい・・・マンガの話しもしたいし・・・・」

「!!!サイコー愛してる!!!」

「ばかっ!こんな道の真ん中で!!」

「いいの!ほらっ、行こうぜ!!!」

秋人は、最高の手を取ると仕事場まで走り出す。

サイコー、ごめん。今日は首につけるからなぁ〜〜〜!!!

サイコーは俺のだ!!!!






End




あとがき
サイコーは、キスマーク見てはシュージンを思い出しちゃうんだろ〜な〜。
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