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□ぺたわんこ
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浜崎が煙草を吸いに外に出ると容赦ない太陽が、元から黒い浜崎の肌を攻撃してくる。

涼しさを知らない昼間の空をあおぎ見た。

「……暑っちぃなぁ…」

煙草の灰を落とし、額の汗を拭う。

ふいに、あさがおの縁側に視線をやる。

さっきまでいた冴島がいない。

煙草をポケット灰皿に押し潰し縁側まで歩み寄ると、部屋の中から女の子の笑い声。

それと同時に、冴島の楽しそうな声も聞こえてくる。

浜崎は声のする方へ行こうとしたが、歩を止め、縁側に腰をおろした。

(俺が近付いたらダメだよな)

浜崎はもう一本煙草を取り出し紫煙をまた空に吐き出した。

「兄弟〜〜」

後ろから声。

浜崎が振り向くなら、なにやら大きいぬいぐるみをもった冴島がこっちに向かって、歩いていた。

「なんだ…それ。」

冴島が浜崎の隣に座る。

「遥ちゃんにもろてん。なんやぺたわんこ言うらしいで?」

「ぺたわんこ……」

「40過ぎの親父にぬいぐるみなんて似合わへん言うたんやけどな……」

そう言って、ぬいぐるみとにらめっこする冴島。

「……いや、そんな事ないぜ?案外、似合ってるしな。」

浜崎が苦笑しながら煙草を灰皿に捨てる。

「なんや。バカにしとんか。」

「してねぇよ。」

40過ぎのおっさんをカワイイとか思ってる俺の方が、バカだしな。

浜崎は自嘲気味に笑った。






今日も沖縄は暑い。









終わり。



*なんぞこれ/(^p^)\
意味分からんwwww
まぁ…とりあえず、ぬいぐるみ持ってる冴島が書きたかったんです…すいませんでした(笑)

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