変わる世界と変わらないもの

□3
1ページ/5ページ

ついに・・・ついに・・・


9月1日がやってきました!!!!





「嬉しそうじゃの」
『アルバスさん!』


思わずアルバスさんに抱き着くと優しく受け止めてくれました
そんなアルバスさんが大好きです!!


はい、気づいた方も多いと思いますが
なんか色々吹っ切れました!
キャラ違いすぎだろ〜
とか言うツッコミは無しでお願いします!!
それほどスネイプ先生のスパルタ授業は辛かったんですよ・・・




















「で、どうするのかの?」
『なにがですか?』
「ここに残るか、汽車でみんなと一緒にホグワーツに来るかじゃよ?」
『・・・すっかり忘れていました』
「相変わらず抜けていますね・・・」


スネイプ先生のスパルタ授業が終わったことで頭が一杯だったんですよ!
けして素で忘れてたわけでは・・・
ないですからね!!


「しかし
 貴方も変わりましたね」
『まさかミネルバさんに突っ込まれるとは思いませんでした』


そんなに変わりましたかね?


「いい意味ですよ?
 明るくなりましたし、なにより年相応でいいと思いますよ」
『それは喜んでいいのか悩みます』


年相応ってことは精神年齢が11歳位に見えるってことですよね
ミネルバさんには元々18歳ってことは言ってないですし
ちょっと複雑な気分です










「それで・・・
 どうするのかの?」
『やっぱり汽車で来ようと思います
 不審に思う方もいると思いますし・・・
 お願いできますか?』
「お安いご用じゃよ」


そう言ってウインクするアルバスさん
そして・・・


「では行くぞ?」
『はい!!』


私は強烈な吐き気を感じることになりました




















「大丈夫かの?」
『は、はい、なんとか』


実はこの間ダイアゴンに行ったときもアルバスさんの姿現しだったんですけど・・・
やっぱり慣れませんね・・・
あ、帰りはフルパウダーを使って帰ってきましたよ♪


「それでは、またじゃな」
『はい!!』


やっとおさまってきた吐き気を抑えて笑顔で挨拶すると
一瞬で消えてしまいました


『やっぱり魔法は凄いですね』


改めて思った今日この頃でした
・・・なんだか日記みたいです




















さて
ここはどこでしょうか?

確か駅のすぐ近くの人気のないところに姿現しをしてもらって、さっきまで駅も見えていたのですが・・・


『駅が消えてしまいましたね〜』

そうです
すっかり駅は見えません
不思議なこともあるものです


「おい、兄弟
 お嬢さんがお困りのようだぞ」
「そうだな、兄弟
 これは・・・」
「「我々がエスコートしなければいけないな」」
『・・・・・・えーとこんにちはですか?』


気がつくと目の前にはそっくりな男の人が2人立っていました
ドッペルゲンガー・・・ではなくて普通に双子ですよね?


「お嬢さんはどうやら駅をお探しの様子」
「我等も駅を探しているのです」
「「是非、我等にエスコートをさせていただけますか?」」


それにしても息がピッタリですよね
やっぱりドッペルゲンガーでしょうか?


「・・・・・・どうやらお嬢さんは我々の言葉を聞いていないようだ」
「そうだな、兄弟
 こうなったら・・・」
「「強行手段にでるしかない!!」」
『へ?』


気がつくと私の体は宙に浮かんで・・・
というか双子の片方に抱き抱えられていました



え?



『は、離してください////』


絶対重いです!!
私こっちに来てから高カロリーのものばっかり食べてますし!!
まあ、アルバスさんに無理を言って日本食も出してもらってますけど・・・
それでも前よりは絶対太ってますし・・・
ってそういう問題じゃなくてですね!!


「それでお嬢さんはどこに行くんだい?」
「周りに家族もいないようだし・・・」
「「その歳で家出?」」
『ちなみに私は何歳だと思ってますか?』
「「え?7歳くらい?」」
『・・・・・・・・・』


さすがにこれは怒っていいですよね?


『私は11歳です!!』
「「・・・え!?」」
『・・・・・・・・・(プルプル)』
「ご、ごめん」
「悪気はなかったんだ」
『・・・・・・別にいいですよ〜
 どうせ私は幼いですから』
「「・・・ごめん」」


シュンとなる2人を見てこれは流石に大人気なかったですね・・・と反省しました
ほんと・・・
こっちに来てから色んな意味で幼くなって・・・
ちょっと悲しいです



『・・・素敵な紳士さん方
 駅までエスコートをお願いできますか?』
「「!!??
  もちろん!!お安いご用さ!!」」


一気に顔を明るくする2人
なんだか可愛いです////


『ふふ
 私はサクラ・モモハラと申します』
「俺はフレッド・ウィーズリー」
「俺はジョージ・ウィーズリー」
「「よろしく、我等が姫♪」」
『え?』



ほ、ホッペにき、き、き、キ、ス?



『い、い、いやぁぁ』
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ