君を守る

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あたしは占いが大好き!!
まあ占いに限らず風水とかも大好きだけどね!!
だから本の今週の蟹座は最悪とか書かれると軽くへこむ・・・

っといっても一護ほど不幸な目にはあってないからそこまでへこんでないけど・・・
・・・でも





「「ボハハハハーーッ!!」」


最近はまっている心霊番組!!
これはもう・・・


『最高だね♪』
「最悪だ・・・」


ん〜?
一護ったら不機嫌だね(笑)
って、ん?


「『何見てんだ、夏梨?/何見てるの、夏梨?』」
「え?
 あ、イヤ・・・
 別に・・・」
「『???』」


どうしたんだろ?
まあ夏梨が何でもないって言うんなら何でもない・・・のかな?


「オマエは観ねーのか?アレ」
「あー
 あたしキョーミなし
 遊子のアレは憧れでしょ
 ウチらの兄妹であの子だけヒゲに似て霊力ウスいから
 どうしてもああいうのに憧れちゃうのよ
 その証拠にヒゲも一生懸命観てんじゃん?」


ん?あたしは?


「椿姫姉は特別でしょ・・・」
『ん、そうかな?』


結構面白いと思うけどな〜
なんか凄くヒーローっぽくって?


「あたしは一兄や椿姫姉と同じく見えてるから、そーゆーのは全然ナイっス!」
「そーか・・・」


そういえば夏梨は結構見えるよね〜
もしかして虚とかも見えたりする!?
それは結構危ないのでは!?



とかいう考えは



「あーーーッ!!!」


という遊子の大声で吹き飛んだ


「何だよ?
 デカイ声出すなよ、遊子!!」
「あ・・・ああ・・・
 じ・・・次週の【ぶら霊】が・・・!!
 空座町に・・・!!」


『ま、ま、』
「・・・は?」
『マジですか!!??』





















「ボハハハハーーーッ!!」
『おっはよ〜、織姫
 ボハハハハ〜♪』
「おはよ〜、椿姫ちゃん
 あれ?
 リアクション薄いなあ、黒崎くん
 もしかして何だかわかんない?コレ
 でも椿姫ちゃんが知ってるってことは見てるんだよね?
 あれ?」


おー
一気に喋ったね〜
なんか凄い・・・


「ぶ・・・
 ・・・【ぶら霊】!」
「あったり!!
 それじゃ黒崎くんもご一緒に!
 ボハハ・・・」
「バンザーイ!」
「・・・た・・・
 たつきちゃん?なに!?なに!?なんで!?」
「はいはいはい
 ボハハーはあたしがつきあってあげるから!」
『ん〜?
 たつき〜、ボハハーじゃなくてボハハハハーーーッ!!だよ?』
「・・・・・・・・・・・・」


・・・無視された
酷い・・・





「よ!一護!椿姫さん!」
「「ボハハハハーーーッ!!」」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
『ぷっ』


啓吾君と水色君は絶対はまってるな〜
とは思ったけど、チャドまではまるとは思ってなかったあたしはちょっと吹き出してしまった
うん、しょうがない!!




















「行かねぇよ!」
「何でよ!?
 オマエわかってんのか!?
 日本を代表する人気番組が俺らの町に来るんだぞ!?
 これを見に行かないなど空座町民として死んだも同然!!
 明日からオマエのアダ名は【見に行かなかった人】になるんだぞ!!」
「『まんまだな/そのままだね』」


一護とはもった〜
だってそのまま過ぎるよね〜?


「ていうかオマエ鳴木市民だろ
 なーにが【俺らの町】だ
 こんな時だけ町民ヅラしやがって」
「ううっ」


一護の追い撃ちに困ったような声を出す啓吾君


「な・・・何だよう
 一護のいけず!!
 せっかく・・・せっかく苦労して・・・
 朽木さんも誘ったのに!!」
「ごきげんよう、黒崎くん♪」
「(ごきげんよう、ミス猫かぶり)」
『おっはよ〜、ルキア』


元気よく挨拶すると笑って返してくれた〜
それにしても・・・


「ホーラ朽木さん
 ボハハーッ!!」
「いやだ・・・
 恥ずかしくてできないわ」


ルキアのバリエーション増えたね〜
すごいな〜
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