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□膝の悪戯
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ハッキリ言ってイラついていた。
なんというか、なんでアイツは俺には見せないような笑顔を恋敵である生徒会の奴らに見せるのか。嫉妬させる原因をよんで何が楽しいのか。だから…今日はオシオキをしないとな。
「がらっ」
俺の回想がぐるぐる廻ってる途中にいいところに桃色の恋人がやってきた。good timing

「先生。いますか?書類を…」
「ああ。こっちだ。颯斗」
「あ、そちらでしたか…!」
かかった。と俺は思った。何も知らないで迷い込んだ兎はこちらのベッドの方へ向かってきて、何も考えずにカーテンに手をかけてきた。その手を俺はグイッと引っ張る。そして子供が大事な人形を抱えるようにして俺の膝の上に、人形なんかよりもっと重要な颯斗を乗せる。…軽…。
「せっ先生!!」
「お前…軽すぎるぞ…飯を食ってるのか?」
「たったた食べてます!!…あの、先生?おっ降ろして…」
「やだ。」
そういいながら俺は颯斗の細い太腿をいやらしい手つきで撫で、耳のふちを沿うようにしてベロッと下でなめ取る。
「あっ…せんっせぇ…だっだめ…はぁん…んあ!…あん…」
「エロい声だ。もっと聞かせなさい。」
こういう時だけ先生ぶる俺は自分でSだな。と自覚する。そのS精神は俺の膝にも伝わったらしく、ゆっくりと膝を動かす。動かしているだけでも感じるのか颯斗は「あん!」とか言ってくる。だけど俺のしたいことはそんなことじゃなくて、もっとー…
「ちょっ!先生!!そっち…やぁんッ!」
くるっと膝を颯斗の股間あたりにもってっきてツンッと膝でつつく。
その間にも颯斗は暴れようとするが、身体は敏感らしくエロい声をだしながら暴れることも出来ず震える手で俺の腕をつかむ。
「あっ…あん!ん…んふぁ…ああんっ!!」
しきりに動かす俺の膝に颯斗の陰部の感触が伝わってくる。くりくりとまわすように動かすとなんか濡れた感覚がした。
「もう…いったのか?早いな…」
「ん…っくひっく…」
あ。まずい。ないてる。少しいじめすぎた。
そう思った俺はいじくる膝をとめてあわてて颯斗を膝から降ろした。
すると颯斗は降りたというより滑るように落ちた。…まずい。やりすぎた。
「っく…んっく…うっ…ひっく…」
「あ…颯斗…わっ悪かった。」
そんな風に俺が謝るのにもかまわず颯斗はそれ以上になきだす。


オシオキの多いのも困り者だな。と思いながら俺は颯斗に深く口付けしてやった。

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