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□酔いで全て忘れさせて
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「あ、ん、はあッ、あ、あ、」
「颯斗っ、力、ぬけ…」
散々、先生は僕の感じやすい部分を触り、弄んだ。
 今は本来授業中だ。
だけれど、先生は僕を無理やり連れ出して、保健室で今現在、やってはいけないことをやり中だ。
「せ、んせ…、そこ、や、やぁ、」
「先生じゃないだろ、颯斗。」
「こっ琥太ろ…さ、ん、あっ、やぁ」
自分でも驚くほどの甲高い女性のような声に僕自身が赤面するくらい恥ずかしくなる。
だけれど。これを感じずにいれる人なんているのだろうか。
そんなことを考えながらも、僕は涙でぼやけた視界に先生を入れようとした。
「え…」
ぼやけた視界に入るはずの先生が見えない。
というより、僕の視界が暗い。
「え、琥、太郎さ…、目隠しとって…あっん!」
「やだ。」
そういうと先生は僕の腰を掴んできた。
その瞬間、しゅるりと目隠しである僕のネクタイが僕の目から離れる。案外簡単に解けたのか。
いや、今はそんな事では…
「や、琥太郎さん、この体制、やぁ」
僕の体制は、腰を琥太郎さんの手によって高々と上げられており、僕の足を思い切り開いた状態だった。
そんな状態恥ずかしすぎる。
反抗を試みたが先生の手によってソレはすぐに意味を失う。
「俺に反抗するのか、颯斗。だったらオシオキが必要だな。」
「え、何、や、やあ!ン、ふぁ…」


颯斗の今日の態度はどうも誘ってるようで、俺は颯斗を授業中だというのに犯しに犯しつくした。
あ、あ、という甲高い喘ぎが段々快楽を帯びてくると、颯斗の陰部をどうにも触りたくなってしまった。
だから、少しだけ、目隠しをした。
そうしないと、あの羞恥なる体制を颯斗は認めてくれないだろうと思ったから。
ローションもつけないで、指を一本ずつ入れて、ある一部を掠めてみる。
「あん!や、ぁ…ひぅ、ん!!」
予想通りの反応を見せてくれる颯斗に俺はもっと、と欲情する。
颯斗の快楽の源である部分を何度も愛撫する。
その度にあ、あ、や、という喘ぎに快楽を含ませて俺の耳を犯してくれるのに俺の顔には満面の笑み。
細すぎる太腿を伝う愛液が量を増して、テロテロと流れ出る。
「颯斗。入れるぞ。」
「え、や、駄目、です…、や、んあ!!」

ずぷじゅぷという卑猥な音と共に入った俺自身は、颯斗と繫がった感覚を味わえて大満足だったのだが、颯斗の方はくてんとなって気絶していた。

チャイムの不協和音があたりに響くのが場違いで。

颯斗の顔を見ると、あんなことをされても眉間にシワ一つ寄せず、寧ろ微笑している。
白濁まみれになっても全然汚くない。寧ろ美しい。

嗚呼、この天使に酔いしれて…。
仕事をサボってしまおうか。

仕事何て、親なんて、星月なんて、どうでもいい。

酔いで全てを忘れさせてー…

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