長編夢小説
□其の一
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ガッシャーン!!!
え・・・?
あたしが二階の自分の部屋で本を読んでいると一階から無視するには余りにも大きな音が聞こえた。
泥棒?でもそれにしては音が大きすぎる気がする。
どうしよう・・・。
怖いなぁ・・・。
あたしは震えながら階段を静かに降りた。
するとリビングから声が漏れていた。
「なっなんで竜の旦那がここに?」
「政宗様っ!おい、てめぇ何企んでやがる。」
「僕は何も知らないよ。」
「ここは何処でござるかー!?」
「少し静かにしてもらおうか。幸村君。」
人!?な、何人いるのよ!
しかも声を聞く限り全員男だしなんか怒ってるし。
でも、ここはあたしの家だし出ていって貰わないといけないし・・・
あたしは意を決してドアノブを握り扉を開いた。