オケアノスの都
□設定
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＜登場人物＞
アンサラー=アロンダイト
ジェノヴェアの貴族。
アロンダイト家の子息。
遊学の為に、ノーグマに向かう客船に乗っていたが、クラウソラスと出会い、そのままヴァニス共和国へと来てしまう。
華奢な成りであるが、気は強い。
母の美貌を、そっくりと受け継いだ為、男の割になよなよしたものだと、本人は嫌い、気にをしている。
クラウソラス=ディミオス
ノーグマの客船に乗り合わせ、アンサラーと同室になるが実は。
手引きを行った海賊。
しかし、それも仮の姿で本当は、海賊へと潜入したヴァニス海軍の軍人。
初対面から、アンサラーへ興味を抱いて、助けると共に、そのままヴァニス共和国へと連れて行く。
ディミオス家の者で、ヴァニス貴族。
ある目的を、胸に秘めているが、その為にアンサラーとの関係に、悩む事も。
アイギス=ガラティン
グリフォン部隊を率いる将校。
士官は准将。
生真面目で固い性格な為かいつも、しかめ面でいるので近寄り難いが。
部隊では、信頼が厚く兵たちに慕われている。
クラウソラスに、からかわれる事も多く、本人もムキになる事もあるが、仲が良いからである。
クルタナ=ガラティン
アイギスの弟で、副官を務めている。
兄とは反対に、柔和で穏やかな性格。
あまり、戦闘指揮には関わらず戦略面や、補佐的な事で兄のアイギスを支える。
性格面において、あまり突出して前に出ないが、その実力はアイギスに、評価され認められている。
その分、彼を怒らせてしまうと手がつけられず、クラウソラスすら怖じ気づく。