§書庫§
□風呂上がりは やっぱりコーヒー牛乳
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「ったく、いい年して湯あたりとはな」
「ぅぇー・・・気持ち悪ぃ・・・」
湯あたりした沖田を、屯所の副長室に運んだ土方。
自分の布団に横にさせて、うちわで扇いでいる。
青ざめて唸っている沖田に、土方は呆れていた。
「土方さん・・・なんか冷ぇモン下せぇ」
「ったく仕方ねー・・・」
―――・・・
「ほれ」
「土方さん・・・俺は白い物体なんて頼んだ覚えは、ねーんですが」
「冷蔵庫で冷やされたマヨネーズだ」
「・・・」
介抱しているようで、出来ていない土方に
沖田もまた呆れていた。
そうして沖田は、大人しく休むことにした。
―――数十分後。
沖田は休んでいる。土方はマガジンを読みながらマヨネーズをすすっている。
先程まで静かに眠っていた沖田だが、寝言を言い出した。
「中出させやがれィ・・・土方」
「・・・ったく。どんな夢見てんだ。大体さっき中出ししてるだろーが(怒)」
その時、土方は心の中で思った。
"そいうや、あんな危ない場所でヤりやがって。隊士にでも見られちまったら、
鬼の副長の名が廃る。そういやさっき「覚えてろ」と言ったが、コイツ絶対忘れてるに違いねぇ・・・
今日という今日は、俺の男としての本来の姿を総悟の身体に覚えさせてやる。
・・・夜這いなんてのは、趣味じゃねーが・・・・・・総悟、今からお前を抱こうと思います。ん?あれ、作文?"