§書庫 参§

□超ド級の愛なんて、実際重いので嫌われる
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「はっ…ぅぐ……あ"ぁあああああああ"ッ!!…晋、す…ッけ…」

「……」



運命も宿命も糞くれぇだ…。




幕府の敵である俺は、幕府の犬に心を奪われた。

こともあろうに、相手は武装警察の副長。

その汚れのない瞳、同じ男である俺を惑わすその見てくれの全て。

刀を振るう時、返り血を浴び、その血に染まる肌…全てが俺を狂わせる。

骨の髄から奮い立つような支配欲に駆られ、俺はその男に狙いを定めた。






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