ゆかいな仲間たち

□第8話 R陣とご対面!?
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「一体誰が何の用なんだ……」


呼び出された場所である生徒会室の前へと到着した。


緊張?

そんなものするか。



ただ、きっとあのバカ会長のことだ。



中はさぞかし豪華なんだろう。



そう思いながら生徒会室の扉を開く。




「…失礼しまーす。」



すると中には・・・




「よぉ。
遅かったじゃねーか」








生徒会長アホ部とゆかいな仲間たちがいたのでした。

(人はそれをテニス部と呼ぶ)











「・・・何でやねん。」



思わず関西風にそうツッコんだ。





「……私を呼びだしたのはアンタか。」




目の前の無駄に輝いている奴らを一瞥しながらそう言う。





「アーン?
何か文句がありそうな顔じゃねーか。」





「その前にまずアンタと話したくない。
忍足、中継役になれ。」





「何で俺がそんな面倒なことせなアカンのや!」











「・・・俺様がお前に何かしたか?」




すると跡部がさらっと普通にそんなことをいいやがった。





「・・・覚えてるくせに」



「いや、覚えてないな。

…高橋、その時のこと、ちょっと詳しく教えてくれねーか?(妖笑」







「君絶対確信犯だよね?」



妖しく笑っている跡部に飛び蹴りをかましたくなってくる。











「……んで?
何の用だこのやろー」




私は喧嘩腰のまま跡部にそう言う。




「・・・合同合宿のマネージャー、引き受けてくれたんだとな。
礼を言う。」





「・・・合同合宿の期間だけよ?
それと、忍足から条件は聞いてるでしょーね?」




「あぁ。
だからわざわざここに呼び出したんじゃねーか。
人目を避けられるように」




…分かってるならいいけど。



「・・・まさか、礼を言うためだけに呼び出したんじゃないわよね?
本題は?」





そう跡部に聞くと跡部はフッと小さく笑った。






「お前がまだ知らないR陣がいると思ってな。
合宿までに紹介しといた方がいいだろ。」






「助かるわ。
・・・と言っても何だかんだで同学年は全員話したことあるし。
高1の子だけかな。知らないのは。」





「そうか。」





すると跡部は高1の子3人に自己紹介しろ、と言った。



3人と目が合う。






「…鳳長太郎ですッ!
初めまして、高橋先輩。
合宿の期間中、よろしくお願いします!!」






「うん、こちらこそよろしく。」




礼儀正しくて長身なのが鳳くんで・・・、









「樺地……宗弘…です…。
よろしく…お願いします。」





寡黙で体が大きいのが樺地くん・・・。

そして…、








「1年の日吉若です。
よろしくお願いします」







「キノコが日吉くん・・・と・・・。

!!
って!!!
やっべ声に出てた!!」








「・・・。
一発殴らせて貰えますか、先輩。」







「あははっ冗談だって!!
ね?
ごめんごめん!!」



「・・・。」





こえーな日吉くん・・・。
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