ボカロ

□葱
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「ま、待って…っ!」

振り絞って出した声は、情けなくも震えていた。

だが
誰であろうと、この状況に陥れば必然とそうなるだろう。




俺は今、実の妹に貞操を狙われているのだから。


「もぅ、お兄ちゃんたら、動かないでよ〜。」

ぷんっ、と頬を脹らませ、怒りを表す姿は可愛いが、やろうとしている事を許す事は出来ない。


何故こんな事態に、と思い返す。

あぁ、そうだ…


熱を出した俺が、その苦しさから寝るに寝れずに悶々としているところに、ミクが葱を片手に
「お兄ちゃん、熱には葱だよ
と現れたのだった…。


抵抗するも、熱の所為でうまく力が入らず、遂にズボンと下着を膝の辺りまで下げられる。

「あっ…。」

火照った身体に冷たい外気が触れ、思わず身震いする。

ぬる…
と、冷たい何かを纏ったミクのしなやかな指が、秘孔に触れる。

「ひっ…。
やだ、止めてミク…。」

兄としての威厳なんて、この際どうでも良い。
俺は最悪の状況を阻止するため、背後のミクに懇願する。が

ず…

「んっ…」

その甲斐無く、ミクの指は俺の中へと侵入してきた。
次第に指が2本、3本と増やされ、それがバラバラに動くたび声が上がる。

「や、んぅ…」

「ふふ、お兄ちゃん可愛い…。」

背後に居るミクの顔は見ることが出来ないが、その声色から、相当興奮しているのが分かる。

「そろそろ、かな…。」

ボソッと、不吉な言葉を吐く。
意味を理解しあぐねた次の瞬間、

「は、ぁっ

3本の指が一気に引き抜かれ、入り口がパクパクと収縮する。

あまりの衝撃に呼吸を整えようとするが、すかさず別のモノがあてがわれる。

そして

「―――――っ」

ミクの大好物である葱が、中に押し入って来る。

「や、待って、動かないでっ…」

あろうことか、ミクはそれをすぐに動かしてきた。

葱の柔らかいような、堅いような妙な感覚。
しかも、長いため奥の奥まで届き、良い所を掠める。

「ふぁ…、や…、っ」

何処で覚えてきたのか、ミクの抽挿はかなり良い動きだ。
その所為か、一切触られていない前が、既に透明な蜜をトロトロと流し初めている。
「お兄ちゃん、このまま後ろだけでイケるんじゃない?」

あぁ、妹の口からそんな言葉を聴きたくなかった。

しかし、事実俺のものは限界に近づいている。
普通なら違和感しかないこの感覚を、俺の身体は快感として受け取ってしまっているのだ。

「くっ…んん」

相変わらず葱は俺の中を犯し続けている。
どんなに声を抑えようとしても、洩れてしまう。

「いくよ、お兄ちゃん。」

そう言うと、ミクは葱を更に勢い良く押し、俺の最奥を突いてきた。

「っ――」

その瞬間、沢山の精がドピュドピュと流れ出し、俺は意識を手放した。







――――――――


あとがき
初エロ小説です。
たいしてエロく無いと云う…ww
エロって難しいですね…(;^_^A



こんなに感度が良いって事は、兄さん誰かと何度かやってますね…ww

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