想いは一つに・・・
□懐かしい夢
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朝 〜in教室〜
詩織理『あ、瑞稀おはよ〜』
瑞稀『詩織理おはよ』
詩織理『あいかわらず瑞稀は早いね〜。うちでさえ結構早い方なのに、それより早くくるなんてさ』
瑞稀『そんなことないよ。ただ遅刻しないようにしてるだけだし・・・ね』
詩織理『?瑞稀どうしたの?なんか元気ないね?』
瑞稀『そうかな?・・・あの夢みたからかな』
詩織理『夢?悪い夢でもみたの?』
瑞稀『ううん、むしろいい夢・・・かな?』
詩織理『えー。いい夢みたのに元気ないのー?』
瑞稀『ちょっと・・・ね、小さい頃の夢みてさ』
詩織理『ふーん。ま、いいや』
瑞稀『そうそう気にしないで』
詩織理『うん。でも瑞稀、いつかはちゃんときかせてね』
瑞稀『え?・・・うん。わかった』
さすが詩織理だな。
おみとうしか・・・・
詩織理『あ、そうだ!聞いてよ瑞稀』
瑞稀『どうしたの?』
詩織理『あのね・・・』
ガラガラガラッ
先『席つけよー』
瑞稀『あ、先生きちゃったね』
詩織理『じゃ、帰るときにでも聞いてくれる?』
瑞稀『休み時間じゃダメなの?』
詩織理『別にいいけど・・・ゆっくり聞いてもらいたいからさ』
瑞稀『OK!わかったよ』