box (shoet)

□冷たい誘惑
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絶対に不自然に思われた…





「おい@」


「は、はい!?」


「アイス、とけてる」


「えっうわわ!」





床に数滴とけたアイスの汁があった
手にいたってはアイスまみれだ


急いで残りのアイスを全部頬張った
口の中は急速に冷えて飲み込むのが大変だ


そうして収拾のつかなくなったアイスが
口の端から垂れてしまった





ごくっ





私が口の中のアイスを飲み込むのと同時に何かを飲み込む音がした


もしやと思い鷹村さんのほうを見ると
なんとも言えぬ程の下品な顔をしていた





「何ですか、その顔」


「何かエロくてよお、お前」


「はあ?」





鷹村さんはそのままの顔で近づいてきた
嫌な予感しかしない
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