ひとつだけの愛
□そらと○○のひとつだけの愛 第19話
2ページ/6ページ
そらさんと、焼きそばの材料と、夕食の食材とかを買い物に行った。
そら「よう子ちゃん、2人でお買い物に来るのって、久しぶりだね」
よう子「そうですね そらさん、ホントに焼きそばでいいんですか?」
そら「うん。よう子ちゃんの焼きそばが、すっごく食べたい☆」
よう子「もう、そらさんってば(*^_^*)」
そら「だって、食べたくて食べたくて仕方がなかったんだもん(≧∀≦)。」
よう子「フフ…。嬉しいです あっ、そらさん、もやしも。」
そら「はいはーい。もやしっと。」
よう子「豚肉、キャベツ、玉ねぎと焼きそば用のそば…。あと、夕食…。何がいいかな〜。」
そら「オレ、肉じゃが食べたい。あっ、しょうが焼きもいいよなぁ〜。」
よう子「そらさん…」
夕食用に、肉じゃがの材料としょうが焼きの材料をレジカゴに入れる。
そら「もう、これでいい?」
よう子「はい。」カートを押しながらレジに並び会計を済ませる。
持参した、エコバックに詰める。
そら「いつも、エコバックを持ってたんだね。」
よう子「うん。ハンコが貯まると、商品券に換えてくれるし」
そら「よう子ちゃん…。主婦してたんだね。」
よう子「フフフ( ´艸`)」
そら「あぁ〜、もう、大好き。キスしたい。ダメ」
よう子「えっ ダ、ダメですよ…。こんな所で…。」
そら「えぇ〜。いいじゃん。」
よう子「恥ずかしいですってば…。」
そら「ハハハ。ホント、よう子ちゃんは、からかいがいあるよなぁ(笑)」
よう子「もう、そらさん…。からかわないでください。」
そら「よう子ちゃん、かわいい 真っ赤だよ?」
よう子「…。そらさん…。もう知らない…。」と俯き、エコバックを持ち、少し走る。
そら「ちょっ…。よう子ちゃん…。ダメっしょ 重たい物持って、走ったりしたら…。」と追いかけて来て、手首を掴む。
よう子「…。」
そら「よう子ちゃん、1人の身体じゃないんだよ? もし、転んだらどうするんだよ」
よう子「…。ごめんなさい…。」
そら「ほら。荷物、持つから貸して?」
よう子「はい…。」エコバックを渡し、そらさんと手を繋ぎマンションに帰る。
久々にエプロンをつけ、キッチンに向かう。
そら「よう子ちゃん、オレ、手伝うよ。」とキッチンに来る。私は、そらさんのためにエプロンを取りに行く。
エプロンを出して、そらさんに手渡す。
よう子「そらさん、エプロンです。」
そら「サンキュー。オレ、キャベツ切るね。」
よう子「はい。お願いします。」私は、豚肉を切る。
そら「楽しいなぁ〜。お嫁さんと2人で」
よう子「そらさん。私も楽しいですよ」
そら「よう子ちゃん、大好き」と唇にキスをする。
よう子「そらさん…。焼きそばが作れないよ…。」
そら「いーのいーの。焼きそばより、よう子が食べたい。」
よう子「えっ ダ、ダメですって…。」慌てる。そらさんは、クスッと笑い…。
そら「よう子ちゃん、かわいい じゃ、あとで、よう子ちゃん、食べちゃう。」
よう子「もう、そらさんってば(^_^;)」
そら「ごめん。ごめん。」焼きはじめると、匂いでやはり気分が悪くなり…。
よう子「…。うっ…。ごめん…なさい……。」と洗面所に駆け込む。
そら「よう子、大丈夫?」
よう子「…。匂いが…。気持ち悪い…。いつまで…続くのかな…?」
そら「あと、1週間ぐらいって言ってたよね…。オレ、作ろっか?」
よう子「ううん…。大丈夫…です。マスクしたら、いいかもしれないから…。」
そら「ホントに無理したらダメだよ?」
よう子「はい…。」とマスクをしながら、キッチンへ向かう。焼きそばを作り始める。その間、そらさんは、ずっと横に立って見守っている。
よう子「出来ました。」
そら「出来たんだ…。」
よう子「はい。」盛り付け、そらさんに渡し、並んで座る。
そら「サンキュー。あっ、マヨネーズちょうだい。」
よう子「はい。マヨネーズです。」
そら「オレ、マヨネーズかける派だから。」
よう子「味、どうですか?」
そら「うん。超、美味いよ。よう子ちゃん。」
よう子「良かった〜。久々に作ったから、自信なかったの。」
そら「全然、大丈夫だよ。美味しい。」
よう子「ありがとう。」
そら「えぇ〜っ ちょっ、ここ、泣くとこ?」
よう子「あっ、えと…。そらさんが、美味しいって言ってくれたから…。ごめんなさい…。」いきなり、ぎゅっと抱き締める。
そら「よう子ちゃん。大好きだよ。」と言って、キスをする。
よう子「…。んっ…。そらさん…。」
そら「もう1回、いい?」
よう子「はい…。」目を閉じると、そらさんが何度もキスを落とす。
その後、焼きそばを食べ終わり、食器を洗い後かたづけをする。
そら「久々に、よう子ちゃんの焼きそば、超、美味かった〜」
よう子「そらさん、ありがと。」
そら「えっ 何が?」
よう子「手伝ってくれて。」
そら「なに言ってんの。そんなの当然だって。だって、夫婦だよ。」
よう子「そらさん、大好きです」
そら「よう子、大好き」そのまま、ベッドに押し倒され、長くキスをする。