ひとつだけの愛 


□そらと○○のひとつだけの愛 第7話
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大好きなそらさんと入籍。玉川よう子から、広末よう子になった。

学校では、相変わらず、玉川さんって呼ばれている。結婚したことは、みどりと小杉先輩しか知らない。

学校から帰り、夕食の準備をしながら、洗濯物を取り込んでたたんでいると、が。

そら「よう子ちゃん、オレ〜。今から帰るんだけど、夕ご飯な〜に

よう子「今日は、肉じゃがとほうれん草のお浸しとお味噌汁です」

そら「ねぇ〜、ビール飲みたいなぁ〜。」

よう子「1本だけなら。」

そら「まぁ、いいっか。1本だけでも飲めたら。もうすぐ着くから。」

よう子「はぁ〜い。」と返事し、肉じゃがやお浸しを盛り付けて、お味噌汁を仕上げる。

ピンポーンとチャイムが。

覗き穴から確認。そらさんが笑顔で立っている。

そら「ただいま〜。よう子ちゃん、寂しかった

よう子「お帰りなさい はい。寂しかったです。」抱き締められ、軽くチュっ。テーブルに着く。

そら「ビールちょうだい」お願いキラキラ目線には、勝てません

よう子「はい。どうぞ。」

そら「今日のビールは、美味い 帰ったら、明かりがついて、待ってくれる人がいるって、幸せだよなぁ。肉じゃが、美味しい。」

よう子「お味噌汁、薄くないですか?」

そら「美味しいよ。大丈夫だよ。ご飯ちょうだい。」

よう子「はい。」と立って、炊飯器からお茶碗によそう。

そら「家で、自分のお嫁さんがお料理作ってくれるって、超、嬉しいよ

よう子「そらさん…。」照れて俯く。

そら「今日のお弁当も、すっげー、美味しかったよ

よう子「そらさん、明日は、午前中だけでしたっけ

そら「そうだよ。お昼には帰れるからさ、映画見ない

よう子「はい。楽しみです。」

そら「じゃあ、お風呂に入って来るね。」とウインクする。

夕食の後片付けをして、浴室に着替えを持って行き、脱衣場で声をかける。

よう子「そらさん、着替えここに置きますね。」

そら「サンキュー。よう子ちゃん、一緒に入ろう

よう子「恥ずかしいですってば…。そらさん…。」

そら「おいでってば〜。もう夫婦なんだからいいじゃんっ タオル巻いておいでってば。」

よう子「…。見ないで…、くださいね…。」
タオルを巻き入る。そらさんは、すごく嬉しそうで、ニコニコしている。

そら「よう子ちゃん、大好き」と言って、抱き締められキスをされる。

よう子「そらさん、私も…、大好きです」

そら「明日、楽しみだね。」

よう子「はい…。」先にお風呂から上がり、キッチンで明日の朝ご飯の準備をしていると、そらさんは上半身裸で、髪を乾かしている。

寝る時間になり、そらさんはパジャマに、私はネグリジェに着替える。
ベッドに腰をかけ、そらさんが呼ぶ。

そら「よう子ちゃん、早くおいで。」

よう子「はい。」横に座るといきなり押し倒され、そらさんに組み敷かれ、何度もキスをされる。
耳元で…。

そら「よう子、愛してる…。ホントにいい?」

よう子「はい…。」と言ってそらさんの背中に腕を回し目を閉じる。
そらさんは、ネグリジェのボタンを外しながら、キスを…。

そらさんの腕枕で…。

そら「よう子ちゃん、大好きだよ。愛してる。

よう子「そらさん…。」
もう一度、抱き締められ、何度もキスをする。

いつの間にか、2人は眠りについた。

翌日ー

目覚ましがなり、起きて、朝食の準備をする。今朝は、ご飯と卵焼き、お味噌汁と作る。時間だから、そらさんを起こさなきゃ。

寝室に行き、そらさんを起こす。

よう子「そらさん、起きてください。朝ですよ」

そら「…んー。…あと…五分……。」

よう子「ダメです。遅刻しちゃいます。」

そら「えぇ〜。じゃあ、よう子ちゃんも一緒に寝よう。」と私の腕を引っ張り、ベッドに引きずり込まれ、そらさん腕の中に…。

よう子「えっ ちょっと…。そらさん…。ダメですってば。」

そら「いいじゃん ずっとこうしてたい。ダメ」と言いながら、また、組み敷かれている。両手首を押さえつけられ、抵抗出来ず、キスをされる。

よう子「そらさん…。仕事に遅れちゃいますって…。」ようやく、時計を見て、

そら「うわっ やっべー。」慌てて起きる。

よう子「ご飯、出来てますよ。」

2人で食べ、そらさんは、いつもの服に、コートを着ている。

そら「じゃあ、よう子ちゃん、仕事が終わったら、映画見に行こう。ね」

よう子「はい…。行ってらっしゃーい。」

そらさんが戻って来ると、
そら「忘れ物しちゃった。」

よう子「何を忘れたの?」

いきなり、抱き締められキスをする。

そら「じゃあ、行くね。」と出勤する。
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