ひとつだけの愛 


□そらと○○のひとつだけの愛 第9話
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SPルームでー。

海司「はぁ〜。」

瑞貴「そらさん、最近、海司さん、溜め息が多くないですか?」

そら「確かに…。あれから、溜め息多いよなぁ。」

瑞貴「みどりさんを助けてからですよね? まさかと思いますけど、恋の病?(笑)」

そら「相手は?」

瑞貴「よう子さんだったりして(笑)」

そら「ダメダメダメ絶対にダメ よう子は、オレの奥さんだから。」

瑞貴「そらさん、冗談ですよ(笑)そらさん、からかうと楽しいなぁ。」

そら「瑞貴ぃ〜。冗談でも言うな バーカバーカ。」

瑞貴「それより、海司さん、どうしたんでしょうねって話でしょ。そらさん。」

そら「海司くん、最近、溜め息多くね?」

海司「い、いや。別になんでもないっすよ。」

そら「そっかなぁ? みどりちゃん、助けてからおかしいよ。なぁ、瑞貴。」

瑞貴「海司さん、素直に好きって言えばいいじゃないですか?」

海司「バ、バカ、そんなんじゃねぇって

そら「怪しいよなぁ。もしさ、みどりちゃんが好きって言ったらどうすんの?」

海司「えっ そ、そんなはずはないっすよ。そらさん、からかわないでくださいよ。」

その頃…。

みどり「ねぇ、よう子。」

よう子「うん?なあに?」

みどり「海司さんって、か、彼女いるのかなぁ?」

よう子「いないんじゃないかなぁ。」

小杉「みどりちゃん、恋してるわね」

みどり「えっ…。はい…。」

よう子「ひょっとして…。相手って。」

小杉「女装マニアの同僚の、」

よう子「海司

みどり「う、うん…。」赤くなって俯く。

よう子「みどり…。」

みどり「よう子が、連れ去られた時、私も殴られて、気を失ってたら、海司さん、抱き起こして…。」

2人「うん。」

みどり「助けてくれて…。よう子のこと、今でも好きなんだろうなって思うけど…。私、海司さんのこと、好きになっちゃったの…。」

よう子「みどり…。」

みどり「それで、しばらく付き添ってくれて…。」

小杉「みどりちゃん、きっと大丈夫だと思うわ。」

よう子「先輩?」

小杉「みどりちゃんのこと、好きになり始めてるわよ。きっとね。」

みどり「先輩…。」

よう子「みどり…。」

みどり「だから、告る時、そばにいて。お願い。」

よう子「わかった…。みどり、頑張ってね。」

小杉「みどりちゃん、頑張るのよ。私も、昴王子に告白するわ。」

よう子「せ、先輩…。」

そらさんからが。

そら「今日、海司と瑞貴が、うちに来るから、何か作ってね。急だけど、ごめん。大好きなよう子ちゃんへ。そらより。」

よう子「そらさんってば。」

小杉「女装マニア、何って?」

よう子「海司と瑞貴さんがうちに来るそうなんです。準備しなきゃいけないから、帰るね。」

私は、そらさんに返信する。

よう子「わかりました。鍋でいいですか? 大好きなそらさんへ。よう子より。」

そら「よう子ちゃん。ありがとう。チュ。」

昴「なんだ。また、携帯にキスしてんのか? 変態。よう子に言うぞ」

そら「昴さん、よう子ちゃんは、知ってますから。」

昴「ふーん。よう子は、変態好みか…。」

そら「オレもよう子ちゃんも、変態じゃねっつーの。」

瑞貴「よう子さんって凄いですよね?」

昴「年上キラーで、女好きのそらを、こんなにメロメロで甘々にするんだもんなぁ。」

そら「よう子ちゃん一筋です。オレは。」

桂木「そら、書類はどうなった?」

そら「やっべー、今、プリントアウトします。」

桂木「また、寝てたんじゃないだろうなぁ」

そら「今日は、寝てませんって。」

桂木「そらも、海司も書類を目の前にすると、寝てしまうからなぁ

2人「寝てません。」

そら「海司の悩みを聞いてただけですってば

海司「そ、そらさん、悩みなんて言ってないっすよ。」

そらさんは、瑞貴さん、海司を連れてきた。

私は、帰りにスーパーに寄って、お買い物して帰る。
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