ひとつだけの愛 


□そらと○○のひとつだけの愛 第10話
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今までの、疲れが出てしまい、昨日、そらさんに、異常に早く寝かされた。
今朝は、朝4時くらいに目が覚めた。

よう子「よく寝たよね。夕方5時ぐらいからだもん。11時間近く寝ちゃった」隣りを見るとそらさんが爆睡している。
起こさないように、そっとベッドを抜け出して、キッチンへ行く。

昨日、使ったお茶碗やマグカップがそのままだったから洗っていた。

そらさんが、寝返りをうった時に、私が居ないって気付く。

そら「ん〜。えっ… よう子ちゃん?」と言いながらキッチンに来た。

そら「よう子ちゃん、体調、大丈夫」と後ろから抱きしめる。

よう子「はい。大丈夫です。」とそらさんの手にそっと手を重ねる。

そら「ホントに?……無理したらダメだよ?」

よう子「はい。してませんよ」

そら「ね。まだ早いからさ、もう少し寝よう?」

よう子「はい…。」

そら「熱は、下がってるみたいで良かったよ…。さ、ベッドに戻ろう。ね。」と、抱きかかえられ戻る。

よう子「そらさん…。お粥、美味しかったですよ」

そら「そう。ありがとう。今回は、付きっきりで作ったから。」

よう子「そらさん…。お粥、作ってる時に、何かブツブツ言ってましたよね…。私のこと…、怒ってたんですよね

そら「オレが? よう子ちゃんに怒るわけないじゃん。結婚式の時の挨拶、考えてただけだから。」

よう子「そうなんですか。」

そら「今日は、お休みになったから。ね。」

よう子「えっ お仕事、お休みしちゃったんですか?」

そら「違う違う。昨日、班長から、シフト変更の連絡があったの。」

よう子「知らなかった〜。」

そら「よう子ちゃん、寝ちゃってたから、わかんなかったんだよ(笑)。」

よう子「そうですね(*^_^*)」

そら「もう少し、寝よう。ね。」

よう子「はい。」と横になると、そらさんはキスをしてくる。

そら「今日は、おうちでまったりしよっか

よう子「……Zzz。」

そら「よう子ちゃん? ひょっとして寝ちゃったの?」と、眠っている、私の頭を撫でる。

いつの間にか、2人とも二度寝していたみたい。

10時くらいになり…。

そら「あぁ〜。よく寝たよ。」隣りで寝ている私を見て…。

そら「よう子ちゃん…。寝顔、超、かわいいよなぁ

よう子「…………。そらさん…、大好き………。」

そら「寝言?……。もう、可愛すぎだよ。これ以上、オレ、ムリかも。」と眠っている私の上に覆い被さって来た。息苦しさで、目が覚め、そらさんと目が合う。

よう子「そ、そらさん…。」(う、動けないよ…。何…?)両手首を押さえつけられ、何度もキスをされる。

よう子「ちょっ…、そらさん…。」

そら「よう子ちゃん、寝言で大好きって言うからさ、我慢出来なくなるっしょ」とはにかんだような笑顔で言う。

そら「大好きだよ。」と耳元でささやきながら、ボタンを外し始める。

よう子「そらさん…。」と静かに目を閉じ、身体の力が抜ける。

2人はお互いに求め合った。腕枕をされ、

そら「あと2週間したら、結婚式まで、離れ離れだね…。」

よう子「寂しいです…。」

そら「よう子ちゃん…。官邸には、毎日、行くから逢えるじゃん。ね。」

よう子「そらさん…。」と言って、そらさんの胸に顔をうずめる。

そら「オレも寂しいけど、結婚式が済んだら、また、一緒に暮らせるから。ね。」と抱き締めキスを落とす。

よう子「2週間も離れ離れは、寂しいですよ…」

そら「もう、よう子ちゃん、可愛すぎだっつーの(笑)そんなこと言ったら、また襲っちゃうぞ〜(笑)」

よう子「…。いいよ…。そらさん…。好きにして…。」

そら「よう子ちゃん…。いいの?」

よう子「…はい。」

そら「よう子…。」と言って、強く抱き締められ、キスをされる。

そら「ごめん オレ、限界かも…。」

よう子「えっ そらさん…?」

そら「オレ、腹減っちゃったよ。続きは、夜にしよう。ね。」

2人で朝食の準備をし、まったりデートが始まった。
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