・学パロ
・家三
下手な嘘に乗ってやる
「三成って嘘下手だよな」
私はいらない嘘など言わない。
うざったい嘘など要らない。
「嘘などこの世に必要無い」
「まあ、そうなのかもしれないな!でも戦国時代は嘘がないとだぞ」
「フン、それを言うなら斬滅だろう」
「……なんか…ツッコミ不在だな」
「それより貴様、今日は用があったんじゃなかったのか」
「え、あ、うん(そうだっけ)」
「そうだっただろう」
「う……えっ!(心の中読まれた?!)」
「あぁ、読んだ」
「(で…電波)そ、それより儂、今日用事無くなっちゃって…!」
「そうなのか?(嘘だな)」
「だから儂三成の家に遊びに行きたいな〜」
「今日は刑部も来ないしな…いいぞ」
「ほんとか!!」
「ああ」
私は嘘は嫌いだが、
家康が嘘を吐いているのは咎めない。
下手な嘘に乗ってやる
だって私も一緒に居たいから。