BAの章

□暗黒会議
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世界征服を企む少女たちのアジトでは、幹部クラスである『ミニスカート』ハルゥ、ミユミユ、ナンを筆頭に合計12名の少女たちが集まっていた。

アジト内では少女たちによる緊急ミーティング…

通称『暗黒会議』が開かれていた。

幹部クラスで全体のリーダー格であるハルゥが言った。

ハルゥ
「それではミーティングを始めるよ。」
「ミユミユ、お題を…」

次に同じく幹部クラスであるミユミユがお題を発表しようとした。

ミユミユ
「お題を発表する前にみなさんに聞きます。」
「私たちの目的はなんですか?」

その時…

1人の少女ミオリンが素早く手を挙げこう答えた。

ミオリン
「はい、フレッシュレモンになる事です。」

ミオリンがそう答えると、周りもその珍答に困惑が生じた。

ミユミユ
「違うでしょ、ミオリン。」
「それに…」
「あなたはおろか私たちは“フレッシュレモン”にはなれないよ?」

更に隣にいたミナルンが…

ミナルン
「何を言ってるんだ、ミオリン。」
「私たちの目的は1つ…」
「“世界征服”に決まっているぞ。」

ミナルンが得意のツッコミでその場を何とか締めさせた。

ミオリン
「………」
ミユミユ
「はいミナルンの言うとおり私たちの目的は“世界征服”です。」
「だけど現状今の私たちにはそれ相応の力がありません。」
「そこで…」
「何か良い方法があると言う人は意見をお願いします。」

ミユミユがそう言うと次の瞬間…

またしてもミオリンの手が素早く挙がった。

ミユミユ
「ミオリン。」
ミオリン
「はい、“フレッ…」

だかミオリンが最後まで言うより早くミユミユが…

ミユミユ
「もうミオリンは黙っててね。」
ミオリン
「そ、そんな〜」

更にミナルンも…

ミナルン
「そうだぞ、真面目にやれだぞ。」

最後にミナルンがツッコミを入れた。

その後…

ミオリンを“抜き”にしたメンバーたちが真面目に意見を出し合った。
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