捧物
□突撃!隣のエイリアン!!
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基山「…うん、こんなもんかな。2人共ー夕飯出来たよー」
南雲「あいよー」
涼野「闇の世界との交信を邪魔するなー」
基山「全く…少しは自分達で作りなよ。涼野に至っては感謝の欠片も無いし」
南雲「はは…悪ぃな、料理は得意じゃないからな」
涼野「私はガリガリ夕ガリガリガリガリ飯いらガリガリないガリガリガリガリぞ」
基山「あっ涼野!夕飯前にアイス食べちゃ駄目って言ったでしょ!」
涼野「…いや、これはアイスではない」
基山「じゃあ何さ」
涼野「えっと…さっき闇の世界から、メシアである私に対して贈られた2500年前の結晶でな、これには所有者の眠る力を解放する禁断の呪文がかかっていて…えーっと…」
基山「…もういいよ、夕飯にしよう」
涼野「……」(ドヤァ
南雲「いやいや、お前『ドヤァ』じゃねぇよ呆れられてんだよお前」
照美「で、今日の夕飯は何なんだい?」
基山「あぁ、うん。豚肉のしょうが焼き、ほうれん草の和え物、油揚げの味噌し…」
南雲「……」
涼野「……」
照美「……(キラッ☆」
涼野南雲「キェアアアアアアアア!!」
照美「ちょっ止め、アッー!!」
しばらくお待ち下さい
南雲「…テメェ、何しに来た」
照美「あは、元チームメイトの顔を見に来ただけだよ〜?久しぶりに会い」
涼野「正座ァ!!」
照美「…はい」
基山「そんなキツくしなくても…韓国で同じ釜の飯を食べた仲でしょ?」
涼野「キオクニゴザイマセン」
南雲「ウエニオナジク」
照美「酷っ!よく3人でサムギョプサル取り合ったじゃん!」
涼野「エッ、ナニソレシラナイ」
南雲「ウエニオナジク」
照美「うぇぇぇん酷いよ2人共ぉぉぉ」
基山「もー意地悪しない!アフロディ君、夕飯食べてく?」
照美「えっ良いの?」
涼野南雲「はぁ!?」
基山「だってさー3人分作ったのに、涼野食べないって言うしー。捨てるの勿体無いから食べてもらった方良いかなって」
南雲「や、止めろヒロト!!コイツを家に居させるな!!」
涼野「…私は別に良いぞ」
南雲「涼野!?」
涼野「だってほうれん草嫌いだし」
南雲「EEEEEEEEEEEEE」
基山「じゃあ決定だね!」
照美「わぁ、ヒロト君って優しいんだね!只の糞ビッチだと思っていたよ!!」
基山「……」
南雲「……」
涼野「……」
照美「……(キラッ☆」
基山「前言撤回!!」
南雲「じゃあなアフロディ!!」
照美「えっちょ、待ってよ!!冗談!今の冗談だから!!」
基山「『キラッ☆』でごまかそうとしたところにイラッ☆とした」
南雲「だ、そうです。さようなら〜」
照美「…僕帰るところ無いんだけど…」
涼野「コーリーアン、コーリーアン」
照美「あの…実はチャンスウと喧嘩して、チャンスウが家出しちゃったから…」
南雲「いや、この場合家出してんのは確実にお前だろ」
照美「だから!こんな可哀想な僕にお恵みを下さい!!」
基山「さっきお恵みを与えようとしたら、暴言を吐かれたので出て行きなさい」
照美「(゜Д゜)ポカーン」
南雲「good-bye」
照美「…分かったよ、僕は家出したチャンスウを探す事にするよ」
南雲「いやだから、家出してんのお前…もういいや」
照美「それじゃあね、バイバーイ」
涼野「あっ、ちょっと待てアフロディ!」
照美「えっ何?」
涼野「ほうれん草食べて行け!!」
南雲「アホか!!」
収拾がつかないので強制終了。
いやこれは実に抑揚がない。
普通の会話文やね。
しろねこゴメン!(スライディング土下座)