小説

□カリフラワーアタック!
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涼野「カリフラワーの存在意義が全然わからない」

基山南雲「…は?」

涼野「いや、カリフラワーって何だ?」

基山「…カリフラワーでしょ」

涼野「ちっがーう!私が知りたいのはそういう事では無い!」

南雲「じゃあ何を言えと?」

涼野「というわけで今日の議題はこれ!」



『カリフラワーって何!?』



南雲「どういうわけだっ!」

涼野「はい、まず基山君。カリフラワーについて意見を上げたまえ」

基山「意見!?」

南雲「俺の事はスルーですね分かります」

基山「えーっと、まず野菜です」

涼野「そうだな」

基山「白いです」

涼野「そうだな」

基山「…食べ物です」

涼野「そうだな」

基山「…白いです」

涼野「さっきも言ったぞ」

基山「だってもう無いじゃん白い事しか無いじゃん」

涼野「だろう!?」

南雲「わお嬉しそう」

涼野「カリフラワーってブロッコリーの失敗作か?」

基山「いや確かに似てるけど…っていうか姉妹みたいな物だけど別も」

涼野「一体何なんだ、あの葉緑素の無い感じ」

基山「最後まで話聞いてよ!」


南雲「それ言ったら、ホワイトアスパラもじゃね?」

涼野「うんにゃホワイトアスパラはおk」

南雲「何だその基準」

涼野「ホワイトアスパラはアスパラってついてるから」

基山「だってアスパラじゃない」

涼野「SO!」

基山「え?」

涼野「だったらカリフラワーもホワイトブロッコリーに改名すればいいんだ!」

基山「もう一回言うけど、カリフラワーとブロッコリーって別物だからね?」

涼野「な・ん・だ・と!?」

南雲「知らなかったんかぃぃい!!」

涼野「あんなに似てるのに別物…!?」

基山「今までカリフラワーの事何だと思ってたわけ?」

涼野「ブロッコリーの失敗作」

南雲「よく分からんけど乙!」

涼野「でもカリフラワーって、栄養はあるのか?」

基山「普通にあるんじゃないの〜」

涼野「その中で特に優れた物はあるか?」

基山「……」

南雲「……」

基山「活性酸素の発生を抑えるβーカロテンとか…」

涼野「何それ」

基山「聞いといてそれは無いでしょ!」

涼野「考えてみろ、街中で

あーら奥様こんにちは、お久しぶりねぇ。こんにちは、お久しぶり。そういえば奥様ご存知?今日はカリフラワーがとっても御安い日なのよ〜。まぁ大変!急がなきゃ!

という会話を聞いた事あるか?」

南雲「うん、無い」

基山「こんな涼野も見た事無い」

涼野「…まぁ結論的に言うと」



『カリフラワーは白い!』



涼野「だ!」

南雲「何故この結論になった!?」

基山「今の流れで行くとおかしくない?」

涼野「よし、これにて終了!」








基山「実はカリフラワーって昔観賞用だったから、さしずめ野菜界の美人モデルなんだからね?」














あっれ、何だこれ。イミフすぎる。
カリフラワーは他にも
ビタミンC、食物繊維、イソチオシアネート?とかがいっぱいです。

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